私的 昭和テレビ大全集
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はいすくーる落書 (1989)

該当番組画像募集

先日のコメント欄でご指摘戴いて、ハッと思ったんですけど、
これって昭和最後の日となる昭和64年1月7日の前日、
つまり、テレビ史的には実質昭和最後の日とも言える日から始まっている、
歴とした昭和テレビだったんですよね。すっかり平成ドラマと思ってました。
勿論、1日2日違ったからといって質的にどうこうは有りませんが、
あくまで形式的に、ここで堂々扱えるドラマだったという事です。
昭和64年開始の番組ってそう多くないし、或る意味、貴重な存在ですね。

内容は、学生気分の抜けない、凄く可愛い新米女教師が、
ワルっぽい生徒の集まる工業高校で奮闘するというもの。
的場浩司がTVドラマで初めて活躍したと言えるものでもあります。
暴走族あがりらしい彼は、この番組含め、しばらくアウトロー側でした。
斉藤由貴は言わずもがなですが、この頃から歌手としての露出が減り、
女優一本のような形に自然移行していきます。
歌謡界が縮小真っ直中で、同じスケバン刑事あがりの南野陽子も苦労してました。

他には、TBS学園もので何故か出演が続いていた所ジョージとか、
芸能界の立場としては的場浩司の先輩格みたいな清水宏次朗とか、
どう見ても教師じゃなくてヤクザだろの石倉三郎とかいました。
斉藤演じるいずみちゃんは、本当に可愛くて、
あんな先生が当時の工業高校にいたら、本気でアブナイだろと、
当時見ながら思ってましたですね。
ワタクシは工業高校ではありませんけど、モデルとなった地区は
地元みたいな感じでしたし、モデルらしい工業高校も、噂は聞いてましたから。

ただまあ、あくまで噂でね。
実際に中に入ったわけではありませんし、聞くほどは怖くなかったのかな。
なんか、このドラマでイメージ傷つくとか苦情があったらしいですね。
結果として、わりかし人気も有って知名度も高いけれども、
再放送やソフト化が少しだけハードル高くなっているドラマという事です。
んでもなあ。当たらずとも遠からずの実情だったんじゃないかと、
地元っぽいワタクシは思うんですけどね。
テレビでステレオタイプに扱うと、イメージが固定化されるという事なんでしょう。

主題歌に抜擢されたのは、ブルー・ハーツのトレイン・トレインでした。
曲もなかなか良かったですけど、その詞にはシビレましたね。
2番からいきなり陳腐になりますが(苦笑)。
見えない自由が欲しくて 見えない銃を撃ちまくる 本当の声を聞かせておくれよ
こんな言葉を紡げる才能が、とても斬新に感じました。
平成になってからの2でもブルハが主題歌を担当。
その情熱の薔薇も、非常に良い楽曲でした。
既成の価値観に真正面から疑問を呈するその歌詞世界、別格です。

不良世界から身を起こした的場浩司も、
時移ろい、いつの間にやら体制側の、黄門様ご一行になっていようとは。
そんな黄門様も40年を超える旅に一旦終止符というニュースも流れました。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
ありがとうございますm(_ _)m
さっそくとりあげていただいてありがとうございます。
m(_ _)m

「昭和64年」スタートの番組は、ほんとに3日程度しかありませんでした(三が日はほとんど正月番組だし、天皇陛下崩御の日は当然通常番組は放送できないし)。

「はいすくーる落書」は、生徒にいじめられながらも、先生として成長していく(また生徒と打ち解けてゆく)というアプローチが、教師モノのドラマとしては新鮮でした(今までの教師ものは、決まって、上から目線で説教じみていた)。

また、こういう描き方の先生役が、斉藤由貴にはとても合ってました。

しかし、実在の工業高校(特にドラマの舞台となった地域)から、「工業高校に対する偏見を助長する」というクレームがあって、パート2ともども(案の定、かなりマイルドになった)、再放送やビデオ、DVD化が困難になりました。

また、パート2では、作風もマイルドになったことに加え、冒頭にも「このドラマはフィクションです」のテロップが入ったり(もちろん最後にも)、架空の名称でありながら、学校名の看板にもモザイクがかかるなど、そうとう萎縮してしまいました。

後年、はいすくーる落書が振り返られるとき、必ずといっていいほど「ごくせん」と比べられます。

若い女教師vs. ヤンキー生徒という構図が共通してますが、女教師がヤクザの娘だったり、生徒がイケメン揃いだったりと、ぶっ飛んだ設定だったため、大きなクレームもなく受け入れられました(ごくせんがマンガ原作なのに対して、はいすくーる落書はドキュメントが原作という違いはありますが)。
2011/11/19(土) 15:13:24 | URL | 10000k
斉藤さんが目を丸くするという構図が目に浮かびますが、
新米教師で、生徒と区別がつかないような存在でしたね。
ごくせんと比較される感じですけど、あちらは若いながらもリーダーシップ豊富ですよね。
ケツモチもいるし(笑)、やや印象違うかな。
2011/11/20(日) 10:56:09 | URL | ごいんきょ
はじめまして
マイベイと申します。私も好きなドラマでした。
「ごくせん」とかとは違って新鮮味が非常にあってことを覚えてます。
ある事情で再放送できないのが残念ですね。
2013/06/02(日) 02:08:10 | URL | (ハンドル未記入)
はじめまして。
折角のコメントに返信が遅れまして申し訳ありません。
事情というのは、工業高校からクレームがついたとかいう話ですかね。
馬鹿馬鹿しい話です。
普通高校を舞台にした不良高もいっぱい有るでしょうに。
自分達が一番、自分達を差別してるんじゃないですかね。
それに、今は知りませんが昭和の頃は現実に荒れている工業高校って有りましたし。
それも救いが無い話じゃないのに。
2014/12/02(火) 07:09:14 | URL | ごいんきょ
原作は実話で工業高校でなく、農業高校の女教師の方が書かれたそうです。

工業高校のイメージダウンになると言う苦情で、再放送がし難かったようです。
2017/03/23(木) 19:41:00 | URL | すっぽり
へえ。農業高校も荒れやすいんですかね。
ま、その辺はあまり突っ込むのも危険か(笑)。

イメージダウンって言ってもねえ。
実際に、うちの学区の工業高校ってそういう感じだったし。
テレビって不自由な媒体ですよね。
2017/03/27(月) 00:38:06 | URL | ごいんきょ
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