私的 昭和テレビ大全集
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パパの育児手帖 (1962)

パパの育児手帖

「パパの育児手帳。
 提供は、牛乳や粉ミルクでお馴染みの、明治乳業です」

♪ パパとお手々を繋ごう
  ララン ララン ララン ララン
  パパと二人で遊ぼう
  ララン ララン ララン ララン


放送時間になるや、無機質に始まる女子局アナによる提供紹介。
これぞ昭和30年代のテレビ放送。
テレビ制作に於いて一番エライのはスポンサー様であり、
王様、天皇にすら擬された絶対的存在でありました。
そのスポンサー様のお名前を先ず拝読するというのが儀式であり、
それは時として歌であったりもしましたが、とにかく先ずはスポンサー様。

それによる弊害も、たしかに有ります。
けれども、ことその一つのスポンサー様さえ承諾すれば、
視聴率に囚われない番組制作が可能な時代ではありました。
そんな時代、昼の時間帯はまだまだ開拓されておらず、
いわゆる主婦向けの昼メロという形態も、一般化していない時期、
この番組が昼の1時にやっていた昭和37年とは、そんなのどかな時代です。

この番組は、安井昌二と小田切みきという実生活で夫婦の二人が夫婦役を演じ、
その次女である四方晴美が娘役で出演するという、
テレビ史上でもかなり特異な出で立ちのホームドラマでした。
四方晴美は当時5歳ですか、まだ幼稚園という時分で、
幼児ならではのたどたどしい言葉使いと愛くるしい動作で、
見ていた層に大評判となったようです。

が、いかんせん、昼の時間帯では見られる層も限られるという事で、
根強い支持を受けて再スタートした際は、土曜夕方6時に昇格となりました。
そこからチャコちゃん社長へ発展してチャコちゃんシリーズとなり、
更に弟にケンちゃんが出来て、ケンちゃんシリーズへと衣替えしていくわけです。
晴美には姉の正美もいましたが、こちらは年齢的に面白さが劣ると判断されたか、
レギュラー出演ではなく、たしか友達?役かなんかだったと思います。

昼時代のスポンサーはまだわかりませんけど、
冒頭のナレーションはおそらく夕方時代で、
従いましてその時のスポンサーは明治乳業という事になります。
提供紹介と主題歌の間にCMが二本あり、
四方晴美がビタ明治牛乳のCMをやったりしてました。
実はこうした本放送フォーマットは、YouTubeに現在アップされております。
アップ者のお父さんは凄い。放送関係者だったんでしょうか。

内容は、いかにもテレビの中のパパと言った感じで、
柔和で理想主義的な安井のパパや小田切のママが、
やんちゃ盛りの娘の持ち出す騒動に翻弄されながら、
上手く子供を教導していくといった感じですか。
最後、チャコちゃんの憎めない一言で、パパとママが顔を見合わせて終わり。
そんな感じの作りだったと思います。

主題歌は、これまた四方晴美が自らコーラスを担当。
ランラン ランラン ランラン ララン と、たどたどしく合いの手入れてました。
メインで歌っていたのは、日本シャンソン界の大御所、芦野宏。
子供と手を取り合って踊る感じで、ワルツの曲調がおっとりした空気を作ってました。
芦野はこの路線から、後年は九重佑三子のコメットさんに於いて、
ついにパパ役として俳優にも挑戦。
人柄が表れているような穏やかな表情で、とてもパパ役に合った人選でもありました。

コメットさんやこの番組、チャコケンシリーズなどを制作した国際放映は、
円谷や東映、果てはピープロあたりにすら劣る扱いしかマニアに受けてませんけど、
なんでなんでしょう?
あまり過去作を掘り下げるのが好きでない会社なんでしょうか。
本当はもっといろんな番組がここの制作だったとアピールすれば、
世間的な認知度も、もっともっと上がるはずの会社なんですが。
あまりに勿体ないというか、誰か資料本作ってくれませんかね。
いつも人をアテにしてすみません(苦笑)。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
ここに何が入るのかの予想 cm編
バレンタイン前後のチョコスレ
寒いから風邪薬スレ
寒いから暖房機スレ
季節はずれの殺虫剤スレ

今回はここまで
2012/02/08(水) 20:16:41 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
読んだよ~
作家自身も育児を楽しんでたみたいね。
素敵なブログに出会えて嬉しいです。
またね~ xoxo
2012/03/20(火) 09:17:27 | URL | naaagi
● ガッツさん
そもそもCMスレではないのでかすりもしませんね(笑)。


● naaagiさん
英文字列ハンドルの人って読めない人が多いなあ(笑)。
作家というのは誰の事でしょうか?
安井さんかな。橋田壽賀子さんかな?
2012/03/22(木) 04:03:31 | URL | ごいんきょ
国際放映=旧新東宝という出自が影響しているのだろうか?
国際放映のコンテンツ発掘の不熱心さは、出自がエログロ路線と言われた新東宝が事実上の前身というのに対する後ろめたさみたいなのもあるのだろうか?とも。
まぁ国際放映に
衣替えして以降も、何故かエログロ絡みの噂(某裏ビデオに「コ○ットさん」のスタッフが関わっているとか何とか)が散見されたりと・・・・、こんな事書いていいのかな?(苦笑)
ピープロの場合、うしおそうじの息子さんの鷺巣詩郎さんが著名な音楽プロデューサーで、且つうしおさんの死によりピープロを引き継いでからは父親の業績を後世に残そうという思いも強く感じられますので、その熱意と父親や作品に対する愛情がピープロマニアを育てている様に思いますね。
2012/09/11(火) 01:32:33 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
でも、所詮はサブカルですからねえ。
エログロ絡み、むしろ大いに結構じゃないですか(笑)。
テレビ東京だって、もっと昔を振り返ればいいんですよ。
そこいらはTXさんにお任せしますが(笑)。
と言うか、国際放映本もやってみませんか(笑)。

ピープロは、富雄さんの頃からマニア発掘に熱心でしたからね。
詩郎さんもいろいろご苦労されたと想像しますが(笑)、
それでも親父さんへの愛情のみが感じられて、
本当に理想的な親子だったんだなあと感じさせてくれますね。
2012/09/11(火) 02:04:41 | URL | ごいんきょ
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