私的 昭和テレビ大全集
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ウメ星デンカ (1969)

該当番組画像募集
TBS日曜夜7時半からの不二家タイム。
洋物ポパイで人気を集め、国産初ギャグアニメのオバケのQ太郎でそれが爆発し、
その後もパーマン、怪物くんと、藤子不二雄原作ギャグ路線を三作続けました。
しかし、時代は高度成長に入り、子供相手のお菓子を主要商品としてCMしても、
提供会社側のうまみが少なくなっていったのでした。
ために、人気は相変わらず有る藤子モノは、枠がより安価な夕方へ移行させ、
従来の日曜夜7時半は、よりお金を絞れそうな層を対象とした、
時の人気者ピンキーとキラーズを主演とした『青空にとび出せ!』へと路線変更。
そちらは次作『サインはV』で、再び社会現象を巻き起こす事になるのですが。

一方のこちら、火曜夕方6時は、やはり地味でした(苦笑)。でも一応、
従来の日曜枠に加えて火曜夕方に移動された不二家・藤子枠として、このウメ星デンカが始まったのです。
ウメ星って言葉が、もうそれだけで可笑しかった。
あの当時のワタクシに、お前は本当にお笑いでやって行く気が有るのかと問い質したい(笑)。
まあ子供受けというところでは、ベタで良かったと思います。
故郷のウメ星から逃れてきた王様一家が、日本の平凡な一家に居候。
じゃじゃ馬億万長者からヒントを得たっぽい、大金持ちの常識の無さを笑う作品でした。

ウメ星が消滅してしまった現在、王様一家は無一文。
とは言え畏れ多くも王様一家であらせられますから、地球人がつい不敬な言葉を発すると、
たちまち家臣のベニショーガが顔を真っ赤にして、サーベル抜いて非礼を咎める。
王様は本当にお人好しで、「良いぞよ、良いぞよ」と気にしないし、お妃も世事に囚われぬ鷹揚なお方。
そんな二人の王子、ウメ星デンカは、地球の同世代の子供とそんなに変わらない感じでした。
見かけは、藤子お得意の二等身で、頭の形もちょっとだけ違いますけどね。

この一家はハクション大魔王のように、壺の中から現れる。
壺の中は四次元と繋がっているようで、無限大の容量のようでした。
そして、王様やデンカが「スッパッパ」と呪文?を唱えると、
中から地球の文明とはまた違った様々な道具が出てくるという、
少し後のドラえもんと近い設定でもありました。
直接的には、週刊少年サンデー連載が『21エモン』の後を受けてのもので、
設定も異常に近いし、ゴンスケという登場人物… と言うか、ロボットが共通出演してますが。

このゴンスケが一番好きだったな。
ロボットなんだけど、ミョーに人間臭かったとこがね。
あとは、やっぱりベニショーガ。
非常に忠実な僕で、自分の事などはまったく顧みず王族に仕えているあの姿がね。
なんと言うか、戦後平等社会だった日本しか知らないワタクシにとって、
この番組の立ち居振る舞いは新鮮だったし、しかもそれが笑いに繋がっているというね。

個人的には好きな番組だったし、面白かったと思うのですが、さほど注目もされず、
TBS藤子不二雄路線はこれにて長のお別れとなるのでした。
この番組はテレビが白黒からカラーへと移行する端境期に制作された白黒番組のため、
ほとんど再放送されていないので、ワタクシ、おそらく本放送の記憶しか有りません。
と言うか、ほとんど記憶そのものが無いのですが。
主題歌はよく覚えていて、オバQやパーマンで聞いた声の人が歌っていたので、
TBS藤子アニメは番組開始から統一感が有りました。
それが、少し前のオバQ音頭で一世を風靡した石川進でありました。
『ど根性ガエル』エンディングのど根性でヤンスは、ワタクシの愛唱歌であります。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
もう一つのスポンサー
この番組、不二家と共に日本水産もスポンサーについていました。
当時の日水はマヨネーズの製造も行っていて(1971年に撤退)、そのマヨネーズのCMにウメ星デンカが出ていたのを、「日水だぞよ」の決め台詞と共に覚えています。
2012/11/08(木) 13:28:52 | URL | うみがめ
パンパロパン
って言っていきなり登場するんですね。王様は、ちょっとした親切や功績に対し、お礼として勲章をくれるんです。しかもやたらくれる。おいらも、この勲章や表彰状が欲しかったな。ロボタンのしているみたいな勲章だったようですが・・・。
2012/11/09(金) 21:04:19 | URL | いくちゃん
ブリキの弁当箱もってたなあw
2012/11/09(金) 22:04:44 | URL | じん
● うみがめさん
そうでした。ニッスイもやってましたね。
ニッスイも結構アニメ提供してたなあ。
「ニッスイだぞよ」かあ。有ったような。
デンカがマヨネーズのCMですか。


● いくちゃんちゃん
そうそう。勲章のこと書くの忘れてた。
勲章を授けるぞよとか王様がやたら勲章くれるんですよね。
でも、地球人には特に有り難くはないという。
スカイキッドブラック魔王でも勲章クレクレとか有って、
俺も一個くらい欲しいなあとは思いましたね、興味で。
このブログ活動で文化勲章頂けないかな。
無理だろうなあ、エロ番組が多くて(笑)。


● じんさん
テレビ番組の弁当箱も定番でしたねえ。
ワタクシはハットリくんでした。
藤子氏の絵でしたが、実写版の写真だったら絶対に買ってないな(笑)。
2012/11/11(日) 01:09:42 | URL | ごいんきょ
夕方に移された事に関して一つの説が
夕方に移動となった事について一つ聞いたのが「PTA関係がTBSや不二家等お菓子メーカーにアニメを放送しない様、圧力を掛けた」という話です。当時、お菓子メーカーがアニメのスポンサーにつく事が多かったんですが、その点を「子供の虫歯を助長する気ですか?」等と言い掛かりを付けていたとか(笑)。どうも話の元が掲示板系の様なので信憑性自体は希薄(笑)なんですけど、ちょうど隔週の人権団体、経済団体、宗教団体等々とあらゆる団体が圧力団体化したこの時期、PTA関係もあたかも焚書坑儒すら想起させる程、何かとマンガやアニメをやり玉に上げていた(一番著名なのは「ハレンチ学園」でしょうけど、当時マンガ・アニメ全体がやり玉に上がっていて、手塚治虫先生が「マンガは子供のおやつの様なもの」等と事態の収拾に乗り出すまでに)時期である事、又TBSも田英夫ベトナム報道を切っ掛けに各種団体に袋叩きの状況に置かれていた事、何よりも1970年代以降、TBSが長らくアニメに消極的な姿勢となった(以降、TBSのアニメ番組はABC→MBSの製作担当が多くなります。)事と当時の状況からして「うーん、そうかもなぁ。」と思わせる説得力もあったので参考までに。
2012/11/20(火) 09:06:51 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
訂正
「隔週」となっているのは「各種」です。訂正します。
2012/11/20(火) 09:08:59 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
へえ。そんな動きが有ったんですか。
表向きのコメントでは、子供向けのお菓子では利鞘が少ないという感じで、
もっとCM商品の幅を広げるために対象年齢層を上げるという説明でしたがね。
まあ、そちらも説得力は有りますし、TXさんのお話が事実としても、
双方の理由が絡んでという事なんでしょう。
2012/11/23(金) 08:04:08 | URL | ごいんきょ
ニッスイのマヨネーズ
そういえば、ニッスイもマヨネーズを作っていましたね。

今でこそ、トップバリュとかセブンプレミアムとか、スーパーのPBなどのマヨネーズもありますが、かつては、マヨネーズといえばキューピーと味の素(その前はニッスイ)だけでした(それに業務用や中小メーカーなど)。

ニッスイがマヨネーズから撤退したのは、不採算部門というのもあるだろうけど、キューピーはともかく、後発の味の素にシェアを奪われたというのがトドメだったんでしょうね。
2012/11/24(土) 10:47:09 | URL | 10000k
味の素のマヨネーズってニッスイより後なんですか。
なんか、昔からの印象あるなあ。
かなり広告が上手く行った例ですね。
2012/12/02(日) 06:38:02 | URL | ごいんきょ
プレ・ドラえもん?
各スレに出没失礼します。

アニメでの記憶は薄く、同時期に
小学館の学年誌に載っていたものの
記憶が強いです。
他の藤子作品に対し、相方の少年が
長ズボンだったのが当時印象的でした。
不思議なアイテムもドラえもん的でした。頭に乗せるとイメージ通りの
造形が出来る粘土、乗って空を飛べる雲、うるさい親や大人を子供に
してしまう道具などなど。
 
主人公・デンカは後頭部がとがっていて、そこを叩かれると一時的に
頭がおかしくなってしまい、アイテムを手に周りを大混乱させるシーンがありました。
2012/12/12(水) 12:07:46 | URL | けい
もしもTBS藤子アニメ枠がこの作品以降も継続されていたら・・・
やはり次はウメ星デンカを引き継いだ形で小学館学習雑誌で連載開始されたドラえもんだったのかなぁ?と。
そうなるとドラえもんの運命も大きく変わる事になったでしょうね。
実際は10年の雌伏期間を経た事が、結果的にプラスに働いたかの様に、今やオバQ以上の代表作となり未だに人気が衰えない長寿作品となっていますけど。
その雌伏の10年の間は、実写化が構想段階で頓挫したり、アニメ化こそ日テレで実現したものの強力な裏番組群(「マジンガーZ」「ロートアップダウンクイズ」etc.)にどうにも太刀打ち出来ない所に制作会社自体の消滅により、半年で打ち切りを余儀なくされたという苦難の歴史で一旦は連載終了が決まった程(現在「さよならドラえもん」という題名で知られている作品ですな。)でしたけど。
2012/12/16(日) 13:40:17 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
● けいさん
さあ、全番組踏破を目指して下さい(笑)。
ウメ星デンカも学習雑誌に載ってましたっけ。
ああ、言われれば長ズボンだったかな。
そう言えばのび太くんとか正ちゃんは半ズボンですね。
半ズボン… 今でもはいてる子いるのかな。

あ。そうだ。頭おかしくなるんですよね。
だからあまり再映像化されないんだな。


● TXさん
うーん、まあ、そういうもしもを言い出すとキリが無いというのは有りますし、
ドラえもん登場まではけっこうな時間を要したと思いますけどね。
そこまで続いていれば、当然、いずれドラえもんの登場とはなったでしょう。
TBS・不二家路線でドラをやっていたら最初からウケてたかな。
東京ムービーなら成功させてたかもしれないですね。
2012/12/16(日) 19:53:53 | URL | ごいんきょ
小学館の学習雑誌
兄が買っていた、小学館の学習雑誌(小学2年生?)に、このアニメのソノシートが付録についていて、「毎週火曜日、夕方6時に、壺に乗ってくるから、みんな応援してね!」といってたのを思い出しました(^^)
2013/04/17(水) 07:11:00 | URL | ほけみん
ウメ星デンカのソノシートも有りましたね。
今でもヤフオクとかで嫌ってほど流通してます(笑)。
2013/04/20(土) 07:08:40 | URL | ごいんきょ
ウメ星殿下のシール
保育園に入園し、みんなのゲタ箱には、それぞれ「ひらがなシール」が貼ってあり、例えば「あ」なら「あさがおと、あひる」のイラストが描かれてました。しかし、私の隣の隣のお友達のゲタ箱にだけ「ひらがなシリーズ」ではなく「ウメ星殿下」のマンガのシールが貼ってあって印象的でした。ほのぼの・・
2013/04/28(日) 22:44:18 | URL | kyoko
うーん。なんだろう。
殿下って渾名だったのかな。
太陽にほえろ!じゃないですね(笑)。
2013/04/28(日) 23:45:55 | URL | ごいんきょ
ウメ星殿下のメダル
ニッスイの懸賞かおまけ=記憶が不鮮明=で、ウメ星殿下の首かけメダルをもらったことがあります。
ウメ星殿下は当時、あまり好きではなかったので、結婚前に捨ててしまったと思います。結婚するまで持ってたんですけど。

今、まんだらけに売れば・・・
2013/04/29(月) 06:27:20 | URL | 迷亭寒月
あれー。なんかメダル有った気がするなあ。
漫画の中では勲章なんですけど、まだ戦中派が山といた時代だったので、
「勲章」を玩具にするには憚られたんでしょうか。

普通、捨てますよね。
だからこそ、現存すれば価値も有る訳ですが。
2013/05/02(木) 06:37:12 | URL | ごいんきょ
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