私的 昭和テレビ大全集
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うたってゴー (1974)

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♪ 胸は高鳴る ルンルンルルンルン
  心は躍る ルンルンルルンルン
  キラキラと夢が溢れる ルルンルルン
  ほら歌が聞こえると みんなみんな花になる
  ルルンルン そよ風に そよ風に 耳傾ける花になる
  
  口はまん丸 ルンルンルルンルン
  白い歯ひかる ルンルンルルンルン
  目の中に虹が生まれる ルルンルルン
  ほら歌を歌うとき みんなみんな鳥になる
  ルルンルン 羽寄せて 羽寄せて 枝にさえずる鳥になる

  ルルルン ルルルン ルルルルン ルルルン ルルルン ルルルルン
  ルルルン ルルルン ルン ルルンルン ルン ルルンルン~

  

当ブログとしては初めての事になると思いますが、動画を載せました。
この素晴らしさは、ワタクシ如きが万言を弄してもとても伝えうるものではなく、
どうしてもこの歌詞を、この素晴らしい歌唱で知って戴きたい思い止み難く、
このような特例的な記事となっております。
元はYouTubeでどなたかがアゲてらしたものですが、例によって文化の破壊者たちに瞬殺され、
今はどこにも無いようですので、ワタクシ自身で再掲させて戴きました。
その際、勝手ではありますが、主題歌部分のみに編集させて戴いております。
元の動画をアゲられた方、お知らせ戴ければ、ハンドル等告知させて戴きます。
また、再掲が不本意でしたら、その旨お知らせ戴ければ削除致します。
でも、この歌唱をいつでも耳目に出来る形にしておいて欲しいという、
個人的な切なる願いは御座います。


とても素晴らしい詞でしょう。
歌を一生懸命に聞いたり歌ったりする子供たちの姿を、
こんなに素敵な言葉で表現している歌って、そうは無いのではないでしょうか。
これは、小学二年生用の音楽教育番組として、NHK教育テレビで放送されていた、
『うたってゴー』という番組で、ほんの限られた期間だけ放送されていた主題歌です。
女性の方の堀江美都子がこの番組と関わった年自体が少なめで、
しかも、彼女が参加していた年でも、この主題歌を使わなかった年も有るようです。

この立川清登と堀江美都子が担当した以外の年では、また違う主題歌が使われもしました。
ワタクシは、そもそも番組主題歌などそうそう替える必要ないと思いますし、
まして教育テレビで、頻繁に替えるのは如何かと思います。
実はこれって、きっとレコード化対策なんですよね。
NHKの立場としては、一つのレコード会社だけでレコードを作るわけにはいかず、
様々なレコード会社から出せるように、特に音盤化が見込まれる音楽番組では、
周到にそうした事を考慮していたと思うのです。
歌唱者が替わるのは仕方無いとしても、主題歌は引き継いで欲しかった。
これは幼児向け『なかよしリズム』や一年生向け『ワンツーどん!』とかにも言えましたが。

そんなわけで申し遅れましたが、個人誌レコード版シリーズのライト版第一弾として、
子供向バラエティ・教育番組を特集しましたのに合わせまして、
金曜TBS特集に加え、それら番組の特集も織り交ぜながら、
本年序盤は進めて参りたいと思います。
後者の方の第一弾として、本番組を扱いました次第です。

さて、そうは申しましたが実はこの歌、この形では音盤化されておりません。
堀江美都子はコロムビア、立川清登はビクターという事で、
おそらく所属レコード会社が異なる二人であるため、実現しなかったのでしょう。
いつもながら、なんという低俗さ。
低学年向け教育番組を舞台としてですら、このような素晴らしい歌を、
そのように卑賤な事情から音盤化できない世界なのであります。おそらく。
結果、この歌はビクターから発売されたこの番組のLPの中に、
立川清登の単独歌唱として収録される形となりました。

この番組では、『ワンツーどん』同様に、お兄さんお姉さんのみならず、
子供達も合唱で参加しておりました。
ただ、どちらも小学校低学年向け番組なのですが、
番組に出ていた子供達は、おそらく高学年の子だったかな。
もしかすると中学年か。いずれにせよ、対象年齢層からすると少し年長者だったはずです。
そんな出演者のみんなが、番組独自の歌やよく知られた歌を次々に歌うのは、
『ワンツーどん!』も『なかよしリズム』も同じ。
ただ歌うだけで、技術的・学術的な指導とかは無かった様に思います。
加えてこの番組でも、マスコットの人形が参加。
この人形も何故か年度によって姿形、名称まで替わってしまうのですが。
立川清登時代はチャチャ丸という人形だったかと思います。

毎度このブログで嘆いているように(笑)、AKB、モモクロ、EXILE、ジャニーズ…
どれもこれも、踊りが主で歌を歌ったり聞かせたりという事は蔑ろ。
そもそも、そうした力も有りません。
ほとんどの場合、踊りの替えは利きますが、実力ある歌の替えは利かないんですよね。
歌声の魅力というのは、その人固有の音域とか、ハーモニーの組合せに依拠しますので。
次から次と濫造するためにも、また、タレントに主体性を持たせないためにも、
聴き応えの有る歌を届けようという成熟した思考は、芸能界から消えました。

ワタクシ達が子供の頃、シンギング・コマーシャルというものが叩かれた事が有ります。
いわゆるCMソングですね。
それが悪いということ以前に、小さい子供がそうした歌を好んで歌うという事は、
情緒を涵養するのに鑑みて如何なものであろうかと、時の大人達は憂慮したわけです。
音楽的にはいざ知らず、詞は、所詮は商品名の連呼、商用音楽ですからね。
そこで、子供達に良質な歌を届けようという動きが、そこかしこに起こりました。
NHKでは、『うたのえほん』『みんなのうた』『歌のメリーゴーラウンド』
『歌はともだち』… いずれも限定的にですがライト版で採り上げてますけどね(笑)、
いま思えば、なんでこんなに似たような音楽番組を、と思うほど、音楽番組が有りました。

そうして、昭和30年代までの日本人には浸透していなかった和声の美しさや、
複雑な対旋律などが、ごくごく普通に子供の歌で耳にされるようになり、
日本人の音楽的素養は飛躍的に向上しました。
昨今の踊り最優先芸能の洪水の中で子供達が育っていった時、
日本人の音楽的素養は、果たしてどうなっているのでしょう。
そよ風に耳を傾けられるような情緒が、今も育まれているのでしょうか。
そして、もしそうした事に危惧が抱かれる時勢であるなら、
往時の大人たちがそうであったように、今の放送・音楽界にも、
なんとかしよう、せねばと思っている人々が、あれほど多くいるのでしょうか。
これは、反語表現です。
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