昭和テレビ大全集 私的昭和テレビ大全集
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西部のパラディン (1960)

該当番組画像募集HAVE GUN - WILL TRAVEL


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版』&『ライト版』発売を記念し、
TBS金曜夜の番組、及び、子供向バラエティ・教育番組を織り交ぜて特集しております。
今回は、日本で放送されたごく初期の西部劇である、この番組です。

元々は、NHKで放送されたのが最初でした。
NHKも往時は、テレビ全体の中に占める割合が非常に大きかったからか、
民放でもなかなか無い少年ドラマシリーズのような枠も作っていたり、
外国ドラマも、先鋭的なものを民放より先んじて採り上げたりが有りました。
サンダーバードもタイムトンネルも、プリズナーNo.6すらも(笑)、
あのおカタいNHKが先鞭を付けて日本に持ってきたんですから。
そして西部劇も、民放に負けじとテレビ黎明期から輸入したのです。

ところがこれ、時期が悪かった。
アメリカで「テレビは一望の荒野」と表現したミノー発言が暴力番組規制を生み、
その飛び火が日本にまで及んだ時期だったのです。
特に官僚体質のNHKはこの手の批判には過敏で、
なんと時代劇からも剣戟シーンが削られたあげくに人気失墜し、
この作品も、1クール=3ヶ月で早々の打ち切りを余儀なくされました。

そして翌年、民放の雄・TBSが引き継ぐような形で、金曜日に放送するのです。
NHKは字幕で放送していたようですが、TBSでは大木民夫が吹き替えました。
NHK当時は『西部のパラディン』、TBSでは『西部の男パラディン』。
ちょっとしか違いませんが、より「パラディン」が人間だとわかりやすいですか。
この「パラディン」という言葉は、高貴な人間に宛がわれるもののようで、
主人公はその通り名の通り、また村の時間の時間みたくなりましたが(笑)、
ビシッと気障な格好で決めていた伊達男でした。

普段はホテル住まいで、いざ事が起きると全身黒づくめに構え、
中で銃を収めるホルスターに設えられたチェスの駒・ナイトの紋章、
馬の印だけが白く目立つという出で立ち。
オープニングブリッジは、この白い紋章のアップで始まってました。
パラディンは交渉相手の所に、名刺状のカードを残していく。
そこには「HAVE GUN WILL TRAVELL」と書かれております。
「拳銃無双」くらいの意味でしょうから、言ってみれば警告なんでしょうけど。

無事に解決して本編が終わる頃、ジョニー・ウエスタンの歌う主題歌が
爽やかに流れてくるエンディングでした。
この主題歌、原題は THE BALLADE OF PARDIN ですが、
既にNHK放送の時点で日本でも発売されていたようですし、
しかも、当時としてはかなりのヒット曲だったのではないかと思います。
今でも、この頃のレコードとしては比較的に入手が容易なんですよね。
たしかに聞き易く、いい歌でした。
伊藤素道とリリオリズムエアーズが歌う、まったく別のパラディンの歌も有り、
ワタクシが YouTube にアゲておりますが、こちらの正体が不明です。
本放送で一時的に使われた事が有るんでしょうか?
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
tv西部劇いいですね。
 すてきなサイトに巡り合えうれしく存じます。
 少年時代を過ごした昭和は、日々に遠ざかり、さびしくまた懐かしく・・・。
 私、残念ながらパラディン、見たことございません。が、ネットでパラディンのバラードはリチャードブーンの姿とともに聴き、いい曲だなあと思っておりました。
 さて、tv西部劇で個人的思い入れとしては「ブロンコ」です。当時3歳だった私は両親と母の実家でマスオさんぐらしでした。祖父母や若かった叔父叔母達と白黒テレビを囲んだ懐かしい記憶が・・・やはり、テーマソングの「ブロンコ~ブロンコ~ブロンコーレーン」が今も耳に聞こえる懐かしさです。(2017年惜しくもタイ・ハーデンさん亡くなったようですね。)
しかし、うれしいことに2018年3月より衛星劇場にて放映されるとのこと。一生再開できないと思っていたブロンコに還暦にて再会できます。
2018/02/05(月) 15:21:12 | URL | showacho
tv西部劇 追記
>一生再開できない
  ↓
 一生再会できない 
 でした。(*^_^*)

パラディン役のリチャードブーンさんは、歌手パットブーンさんの親戚だとか・・・。
ってことは、もしかしてかの西部の英雄ダニエル・ブーンの末裔ですか?
2018/02/05(月) 15:26:25 | URL | showacho
 本文中で、ミノー発言の飛び火でNHKの規制が厳しくなったように書いておりますが、事実は逆です。
 NHKの時の会長の方が先に暴力描写の規制を打ち出しました。
 当時は60年安保で世相が殺伐としていたためです。
 そして翌年、偶然なのかどうか、アメリカのニュートン・ミノー議員による「テレビは一望の荒野」発言が飛び出して、アメリカのテレビは規制が強くなっていくのです。


● showachoさん
 ブロンコですか。
 折角ですから、近くやってみようかな。
 マーベリックとセットの放送だったかと思いますが、詳しくはその時に。

 リチャード・ブーンさんがダニエル・ブーンさんの末裔かどうかは、実際どうなんでしょうね。
 落胤伝説って洋の東西を問わず巷に溢れていて、それだけ法螺話も多いわけなので、難しいです。
2018/02/27(火) 23:11:03 | URL | ごいんきょ
故リチャード・ブーン氏
ダニエル・ブーンの末弟ジョージ・ブーンの孫の孫のそのまた孫のよしですな。
2018/02/28(水) 01:18:48 | URL | 権兵衛
期待しております
ごいんきょ様
 ご返信に感謝します。また、ブロンココラムにも期待しています。
よろしくお願いいたします。
衛星劇場での放映いよいよ3月17日(土)ちょうど1週間後に迫りました。当時一緒に見た親戚関係者は、すべて他界し、わが記憶の中ですが、映像とともに往時をしのびたいと思っております。

権兵衛様
情報ありがとうございます。
そういえば、ブロンコの放映時ダニエルブーンも放映されておりましたね。
当時はテレビ西部劇の名作がキラ星のごとく放映されておりましたね。
懐かしいです。
2018/03/09(金) 18:59:45 | URL | showacho
ブロンコ
showachoさま

「ブロンコ」を見ておられたなら、クリント・ウォーカー主演の「シャイアン」もご記憶でしょうか。61年から「ブロンコ・シャイアン」として隔週で放送していましたので。「ブロンコ」のテーマはハイテンポで軽快、「シャイアン」は重厚で詩情にあふれ、どちらも好きでした。「シャイアン」の男声合唱によるオープニング・テーマは、個人的にはテレビ西部劇で最初に記憶に焼きついた曲でした。

主人公の性格も、タイ・ハーディンのブロンコ・レインは若くて喧嘩っ早く、放浪のお尋ね者、クリント・ウォーカーのシャイアン・ボディはインディアン混血の2m近い雲つくような大男で保安官という「権力側」のスーパーマンという違った個性で、小学校低学年にもそれなりに楽しめました。まあ、ドラマ自体はおぼろな記憶ではあるのですが。

やや若い方のタイ・ハーディンは残念ながら昨年8月に亡くなりました(87歳没)が、クリント・ウォーカーの方は91歳で今なお健在のよしです。

なお、ディズニー製作で、デイヴィー・クロケットも演じたフェス・パーカー主演の「ダニエル・ブーン」(「大西部の王者ダニエル・ブーン」)は日本では1968年からの放送でしたから、少し後になりますね。これについては、少し古いようですが、次のようなサイトを見つけました。

http://teleplay.seesaa.net/article/8553441.html

もしご興味がおありなら、ご参考までに。
2018/03/09(金) 22:16:55 | URL | 権兵衛
お礼
 ご情報ありがとうございます。
当時の番組についてくわしくご存じなのですね。
 ダニエルブーン、確かに小学4年生くらいで見てました。(ブロンコは3歳時)てっきり、再放送を見ていたかと思いました。当時田舎暮らし(静岡)で、民放は1チャンネルしかない環境だったもので・・・。ご紹介くださったダニエルブーンのサイトさっそく見に行ってみます。ありがとうございます。
 シャイアン存じています。当時は、3歳ということもあり、リズミカルなブロンコのテーマの方がピンときましたが、今ユーチューブ等で聞くと、シャイアンのテーマの方が、心にしみてくる気がします。このたび、ブロンコが放映されます衛星劇場で、シャイアンも2、3年前に放映されていたようです。知らなかったことを残念に思っています。
 余談ですが、ブロンコは、衛星劇場に、ララミー牧場の後番組として電話でリクエストしたところ叶えてくださったようです。(約60年来の執念が実りました。(*^_^*)できれば、青野武氏による吹き替え版だったら最高でしたが、もう映像データは残っていないことでしょうね。)ちなみに、デビークロケットの「鹿皮服の男」も、衛星劇場様にリクエスト申請中です。(^O^)
2018/03/10(土) 10:31:21 | URL | showacho
ごいんきょ様へ
 プレゼント企画に応募させていただきました。新参者ですが、お許しください。

 朝日ソノラマの「鉄腕アトム」ソノシート、実は所有しております。昭和40年ころ、親に買ってもらったものが、実家の押し入れにまだあるはずです。製作者様がまだお元気とは、うれしいことと存じます。

 で、余談で申し訳ありません。bs12(テレビ東京系?)で、幻のホームドラマ「ゆびきり」が来週より放映されるようですね。中学生のころ見た記憶が・・・。さっそく録画予約いたしました。
2018/03/10(土) 10:43:36 | URL | showacho
 パラディンのバラードは、ロブ・ライナー監督の「スタンド・バイ・ミー」で、少年たちが森に向かう旅の途中に歌ってます。あのシーンで「パラディンだ」と懐かしさで頭の中がそっちへ行ってしまったものです。ダニエル・ブーンの黒づくめの気障さが印象的でした。私はNHKの放送しか記憶にありませんでした。
2018/03/16(金) 21:46:34 | URL | 汎覚斎
追記
 ダニエル・ブーンって覚えてたけれど、リチャード・ブーンでしたか。失礼しました。この番組がNHKで終わってしまった事情は初めて知りました。名馬フリッカみたいな健全路線とはかなり違う番組でしたからね。
2018/03/16(金) 21:56:11 | URL | 汎覚斎
● showachoさん
『マーベリック』との組合せはレコードでした(苦笑)。
番組の方は権兵衛さんの指摘通り、『シャイアン』とのセット放送だった時期が有りますね。
詳しくは『ブロンコ・シャイアン』でスレ建てしました。
当の『ダニエル・ブーン』も番組になっていたんですね。

衛星劇場で、そんな西部劇の掘り起こしをしていたなんて。

プレゼント企画は新規掘り起こしの目的も有りますから、どんどん新しい方にも参加して戴きたいです。
『ゆびきり』の情報は非常にありがたかったです。
完全に新発掘再放送ですね。


● 権兵衛さん
タイ・ハーディンさんって去年亡くなったのですか。
記事間に合わず。


● 汎覚斎さん
へ~。向こうではかなり有名な歌なんですかね。
本文で間違った事を書いているのでもう一度書いておきますと、当時はアイゼンハワー来日(結局実現せず)、及び日米安保騒乱という特殊な事情に鑑み、時のNHK会長が独断的に暴力描写を排除にかかり、西部劇や時代劇の撃ち合い斬り合いの放送をやめたのです。
時代劇でも、投げ技などで誤魔化していたようですね。
2018/03/18(日) 23:06:49 | URL | ごいんきょ
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