私的 昭和テレビ大全集
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赤い衝撃 (1976)

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只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版』&『ライト版』発売を記念し、
TBS金曜夜の番組、及び、子供向バラエティ・教育番組を織り交ぜて特集しております。
今回は、山口百恵の赤いシリーズである、この番組です。


♪ トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルルルルルル
  パヤーン パパパ パヤーン パパパパヤーン パパパパヤーン
  
  あーなたがいる わーたしがいる こーたえはあいだけ~~
  あーなたがいる わーたしがいる なーにかがよぶだけ~~
  あーいは ひーととひとをむーすぶー 鍵!


『赤い疑惑』で初めて主役を演じた山口百恵でしたが、その大任を見事に果たしたばかりか、
田宮二郎の『白い地平線』がゴタゴタにしたこの枠の厄を完全に取り払うに止まらず、
一大ブームとまでなる社会的な注目を集める大ヒットをもたらしました。
薄幸難病モノは、当たると桁外れにデカイ。
日曜劇場の『愛と死を見つめて』『サインはV』等が特に記憶に残るところですが、
いずれもTBSですなあ。ま、ドラマと言えばTBSという時代でもありましたが。
勿論、他局・他番組でも類する難病モノは幾つもございました。

続く『赤い運命』でも引き続き主役&主題歌を担当しまして、無難に連続ヒット。
但し、その二番組の主題歌は、いずれもB面収録でした。
何度も書いておりますが、往時はテレビ主題歌は、むしろヒットの妨げと考えられ、
黙っていても売れる歌手はむしろ敬遠してましたし、局の側も、
テレビ主題歌というのはあくまでも番組の導入部であって、
視聴者を番組世界に滑らかに誘う役割こそを求め、
音盤化なんぞはオマケでしかなかったし、売ろうとも意識してなかったはず。
その事が、時のトップ・アイドル山口百恵の軌跡を追うと、よく解ります。

しかし、この番組では更に一段階越えました。
今回は、後見役で、名目上は主役を張ってくれていた宇津井健が一歩引き、
完全なる百恵の一枚看板で主役を張るという、彼女の檜舞台でした。
レコード会社もTBSも、最高最大の後押しを心掛けます。
そして、冒頭でワタクシが歌った(笑)、イントロから訴求力絶大の主題歌が作られました。
当時ワタクシは、なんちゃって百恵ファン。
なんちゃってですから、好みでない歌は、歌番組で歌ってても飛ばしたりしてました(笑)。
そんなワタクシが、初めて聞いた時に、ゾクゾクっと来ました。
レコードジャケットも、当時の一流アイドルでは他に例が無いのではという番組写真。

社会的ヒットとなった『横須賀ストーリー』、続く『パールカラーにゆれて』と、
連続でオリコン一位を占めた百恵でしたが、この歌はそれほどの出来だったにも係わらず、
3位止まりで、TVサントラである事が、むしろ販売を阻害していた当時らしいです。
この頃、TBSは百恵サイドに対して、ドラマ関連曲を他局で歌わないよう、
おそらく契約で縛るか、指導していたものと思われます。
従いまして、この歌が他局の歌番組で歌われる事は有りませんでしたし、
そうした事も、多少は実売数に影響したのかもしれません。
B面に収録された『走れ風のように』も、特に番組最初の頃に、
百恵が走る場面などでよく使われまして、記憶に残る歌です。

脇を添えるは、映画で黄金コンビと称された、伴侶・三浦友和。
宇津井健の位置としては、同じくザ・ガードマンの一人だった中条静夫が登場。
大山豪介という物凄い名前の役でしたが(笑)、名前負けしてなかったなあ(笑)。
大山は名前の通りアクの強い人物で、最後は悲劇的な末路となるんですが。
物語は、友和演じる恋人が刑事で、誤って彼の撃った銃弾が、陸上選手の百恵に命中。
そのため下半身不随になって走れなくなるという、例によっての悲劇ものでした。
他の配役では、友和の上司が名古屋章。例の調子で話してたっけ(笑)。

最大のハイライトとしては、やはり、飛行機中での手術でしょうか。
あの時は世間的にもかなり盛り上がっていたように記憶してますし、
ワタクシも手に汗握るように観てましたけどね。
友子(百恵)の様態が悪化したか何かで、飛行機が着陸できなくなるんですね。
ショックを与えてはいけないと。そこで緊急判断で、飛行機は再度上昇。
しかし燃料にも限りが有りますから、時間内に様態を回復させなければいけない。
ところが飛行機の中ですから、まともな医療器具も無い。

で、特別出演の宇津井健が演じる医師の指示の下、緊急医療が行われる事になります。
麻酔は無し。
これだけでもヒエ~なのに、メスが無い。
そりゃそうです。飛行機中ですから、金属物は持ち込めない。
しかし探し回ったところ、カミソリを持っている人がいた。
たしか安全カミソリだったかと思うのですが、それでやるしかないと。
もうね、これ聞いて、我が家みんなヒキました(苦笑)。
想像するだけで痛いっつーの(笑)。
でまあ、ドラマですから、結局は無事に成功して着地できるんですけどね。
あの場面と、大山豪介の猛々しい姿が大いに記憶に残るドラマでした。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
テレビ主題歌とランキング番組
「全国的ヒット曲の多くは北海道から火がつく」という伝説を作り上げたランキング番組に、HBCラジオで今なお続く「ベストテンほっかいどう」があります。
今でこそ週間ランキングを紹介するのみですが、私が北海道に住んでいた70年代半ばから80年代初頭にかけてはデイリーランキングも発表していました。
その番組で、この「赤い衝撃」の主題歌もランク入りし、確か1位まで行った記憶があります。まあ、北海道ではHBCが赤シリーズのネット受けをしていたから、当然の結果と言われればそれまでです。
しかし実はその2年前、「太陽にほえろ」のテーマ曲もランク入りしたことがあるのです。こちらはライバルSTVがネット受けしていたにもかかわらず、です。「ランク入りした以上、意図的に外してはいけない」ということなのでしょうが、テレビ主題歌について今以上に縛りの多かった時代に、HBCの懐の広さを感じずに入られませんでした。
2014/01/27(月) 12:03:03 | URL | うみがめ
デイリーランキングですか。
ローカルならではって感じだけど(笑)、情報操作もやりやすそうな感じ。

太陽にほえろのテーマは、プロデューサーは売れるわけがないと思ってたんですよね、歌無しのレコードなんて。
それが100回記念で試しに出してみたら、ウルトラメガマックス級の大当たり(笑)。
ただ、10位以内ってのはさすがに母数の少なさを感じますね(笑)。
2014/01/28(火) 01:24:52 | URL | ごいんきょ
はじめまして
はじめまして

赤い衝撃シリーズ、懐かしいです。
最近のドラマと違う、何かがこの時代にはあったと思います。それがなにかはうまく言えませんが、ビデオがなかったせいもあるのかもしれません。
昭和で検索したら、このサイトにたどり着きました。これからも寄せて頂きますね。
2014/02/09(日) 11:17:46 | URL | kin
はじめまして。
ドラマに限って言えば、最近のものにも、見入ってしまうものも結構ありますがね。
やはり受け手の我々側にとって、テレビそのものの価値が相対的に低下しているのだと思います。
ドラマ以外では、絶対的にも質が低下していると思いますけどね(笑)。
2014/02/10(月) 01:18:44 | URL | ごいんきょ
「うさぎーっ!」
大山豪介の猛々しい叫びが今にも聞こえるようですが、実際うさぎ(百恵さん)の実父は大山の秘書の北川さん(長門裕之さん)だったんですよね。長門さんは赤い疑惑でも実父でした。当時は百恵さんが宇津井健さんの本当の娘役じゃないとやだな~って感じで見てました。
2014/09/08(月) 18:39:48 | URL | hey
え。
二つともまったく覚えてないです。
この年になって初めて知った感じ(笑)。
2014/09/11(木) 05:59:56 | URL | ごいんきょ
いじめ役再び!!
「赤い疑惑」に続き原知佐子が再び百恵さんのいじめ役を徹してたが、姉役にしては何かムリがあるように見えて、鬼のように凄まじくえげつなかったですね。

買い物かごを投げ付けたり、最終回前に荒れて暴言吐いたりと前作に上回る過激さが発揮したのを思い出します。

そして先週まで東京MXテレビ2で同じ大映テレビ制作の「花嫁衣裳は誰が着る」が再放送され、堀ちえみをいじめる和服の伯母を演じて初頭から殴打して痛々しく辛く当ててシリアスな感じでしたよ!
2014/10/03(金) 00:56:54 | URL | TaMoKo
いま考えたら、なんか長門さんが父親っぽい感じを思い出しました。

あー。原知佐子さんって苛め役を、それも2つもやってたんだ。
地味だったから気がつかなかったなあ(笑)。
『赤い疑惑』では、友和さんのお母さんね。
『花嫁衣装は~』でも。
いやあ、こんな苛め役一代がいらしたなんて。
2014/10/03(金) 06:36:06 | URL | ごいんきょ
そ~でしょっ!
疑惑ではパリの理恵おばさまと相良教授が付き合ってる時に出来たのが百恵ちゃん、衝撃では大山の妻(草笛さん)と秘書の北川が不倫してできたのが百恵ちゃんでした。
原さんの形相怖かったですよね。鬼才実相寺監督の奥様だけあって晩年はウルトラシリーズによく出演されてます。
2014/10/03(金) 11:28:22 | URL | hey
あー。
百恵さんの血縁関係が芸能ネタとなったりしたので、
それを逆手に、入り組んだ親子関係ばかり扱ってたんですよね、赤いシリーズ。
ああ、実相寺さんの奥さんでしたね。
あの頃のTBS社員は大体、女優さんに手を出していたというか。
偏見なんだろうけど(笑)。
2014/10/04(土) 07:31:42 | URL | ごいんきょ
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