私的 昭和テレビ大全集
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おさななじみ (1973)

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只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版』&『ライト版』発売を記念し、
TBS金曜夜の番組、及び、子供向バラエティ・教育番組を織り交ぜて特集しております。
今回は、アイドル的フォーク歌手を生み出した、この番組です。


昭和47年に、日本テレビのオーディション番組『スター誕生』でデビューした、
まだ中学生だった森昌子が『せんせい』を大ヒットさせた事は、
いわゆるギョーカイでは結構せんせいしょんを巻き起こしたと思います。
あの番組の持っている立ち位置というものの深層を、
ギョーカイ人は当然、知っていたでしょうから。

日本テレビ『スター誕生』は、一言で言えば、テレビ局が音楽業界に割って入った番組でした。
そこでデビューさせたタレントの出版権を日本テレビが攫ったのです。
そして、所属レコード会社やプロダクションは、本人の意思を尊重はしていたようですが、
局側の意思もそれなりに盛り込まれていたように感じます。
そこには、ナベプロ嫌いで通っていた日テレの至宝・井原高忠の意思が有った事でしょう。

一方の渡辺プロは、渡辺音楽出版でタレントの展開一切合切を抑えておりましたから、
この部分を日本テレビに持って行かれ、しかもタレントも局が差配するという、
芸能界の帝王とすれば、およそ受け入れ難い事態だったでしょう。
かくして両者は戦争と巷間言われる事態へと突入するのですが、
そんな折り、TBSの人気番組『家族そろって歌合戦』に、
自作曲をとても澄んだ声で歌う中学生が登場したのです。

桜田淳子や山口百恵と、ほぼ同時期にデビューとなった、やまがたすみこ。
名は体を表すと言いますか、字はともかく、本当に澄んだ声が魅力で、
容姿も中学生らしい爽やかであどけない可愛さが有り、
歌の上手さはハッキリ言って、当時の百恵は勿論、淳子をも凌駕するもの。
裏の展開はよくわかりませんが、ともかく、あの番組としては珍しい展開ですが、
彼女は日本コロムビアからデビューと相成りました。

『時間ですよ』劇中で歌いまくり、プロモーション活動をして人気を上げた天地真理。
その手法でやまがたすみこを盛り上げようとしていたのが、この番組でした。
日テレがスタ誕でデビューさせた歌手を、自局番組を使って売り出していた手法を、
TBSがイタダイた形となったわけです。
従って、この番組の中でやまがたは、生ギターを駆使して、
非常に数多くの歌声を披露しました。勿論、主題歌も。

内容としましては、北大路欣也と十朱幸代が、いわゆる幼馴染みの役。
欣也の演じるエジプト帰りと、十朱の演じる、隣付き合いの幼馴染み同士が、
幼馴染みという意識から、少しずつ恋愛感情を帯びていく様子を、
明るいホームドラマとして描いておりました。制作はテレパックですからね。
凪だったTBS金曜20時枠を、木曜20時で猛烈な勢いの有ったテレパックを使い、
打開しようとしたんでしょうけどね。
結果的には、むしろ木曜の勢いを削ぐ負の効果が出てしまったかもしれません。

いずれにせよ、前番組ともどもテレパックの玉砕といった結果で、
自然、やまがたすみこが注目される事も有りませんでした。
非常に惜しい人材でしたがねえ。
そうこうするうちに、淳子や百恵の人気が燃え盛り、昌子を加えた中三トリオが席巻し、
やまがたの年代は飽和状態の様相。
そのまま地道な活動に終始し、大きな注目は浴びずに終わりました。
この番組が『時間ですよ』や『赤いシリーズ』のような大ヒット番組だったら、
彼女の歌手人生も大きく変わっていたかもしれません。良い悪いはともかく。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
この時間でアイドル&ホームドラマと言えばどうしても(笑)
この金曜8時でホームドラマの代名詞といえるテレパック製作で「時間ですよ」の手法で女性アイドル・番組共々売り出そうと考えたのは、やはり例の東京12・C.A.L製作ドラマの成功例があったからでしょうなぁ(笑)。
自他共に認める「ドラマのTBS」とすれば、ウチなら「テレビ番外地」東京12の様な際どい売り出しなんぞせずに、正々堂々とドラマの内容のみで勝負出来ると考えたのでしょうね。
結局は絶頂期のテレパックを持ってしても上手くいかなかったとの結果に終わりましたけど、以降もTBSはドラマでの勝負にこだわりましたよねぇ・・・・、その執念が「金八先生」で実る事となりましたけど。

やまがたすみこさんは今一つメジャーな存在こそなれませんでしたけど、シンガーソングライターのフォーク歌手である彼女にとって、アイドル的な売れ方をしなかったのはある意味幸運とも言え、主婦業の傍ら現在に至るまで番組テーマやCM等に楽曲を提供したりとマイペースの活動を続けていますね。
2014/02/10(月) 00:15:34 | URL | TXが無いテレビなんて・・・
おさな妻ですか。おさな繋がりだしね(笑)。
麻田ルミさんも、惜しい人材でしたがねえ。
12チャンネルのドラマでは、やはり弱かったですか。

そうそう。
ワタクシも、すみこさんはとても良い生き残り方をしてらっしゃるように見えるんですよね。
ま。あくまでも赤の他人から見て、ですが。
2014/02/10(月) 02:01:30 | URL | ごいんきょ
実は昨年
実は昨年、TVドラマ版「おさな妻」がCSで全50話放送の快挙を果たした(フィルム作品とは言え、よくぞフィルムが無事に(涙))のですけど、その最中に某巨大掲示板で「麻田ルミとやまがたすみこの記憶が(何故か)ゴッチャになっている。」との内容の書き込みを見掛けて、以来やまがたすみこさんの事
や、このドラマの事が気になっていたもんで(汗)。

ショートカットでどちらかといえばボーイッシュな麻田さんと、セミロングでガーリーなやまがたさんと好対照とも言える2人(共にまんまるほっぺの童顔という共通点もありますけど)の記憶がごっちゃになると言うのも・・・・、とも正直思っていたんですけど、なるほど共に金8ドラマだったんだ…….、と謎(って程でも無いですけど)が氷解した次第です。
2014/02/11(火) 03:34:08 | URL | TXが無いテレビなんて・・・
けっこう前に既にどっかで放送してますよね。
去年もやりましたか。
まあ、「おさな」繋がりなんでしょうけどね(笑)。
2014/02/12(水) 06:59:46 | URL | ごいんきょ
2000年頃を境に
”東京12チャンネル”が手掛けた名作ドラマという希少価値より、「幻の」と言われながらも地方局やCS等でコンスタントに再放送されてきた「おさな妻」ですけど、(あたかも1999年の児童買春・児童ポルノ禁止法成立に影響されたかの様に)2000年頃を境にバタッと再放送が途絶えてしまって、以降文字通りの幻のドラマとなっていたんですよ。
無論、かなり古いドラマとなっていた事等の理由もあったんでしょうけど、以降、このドラマを語るのも憚れる(ごいんきょさんにも(笑))雰囲気にもなってしまったのも肌で感じておりました・・・・・、実際、当時の東京12のカラーも相まって児童ポルノドラマと誤認している人も未だに少なからずいらっしゃいますし。(私に言わせれば日本ユニセフ協会とは別個のユニセフ関連活動を行っている玉ねぎ伯母さんが準主役なのが気に入らないだけちゃうんか?とすら思った事も(爆))
あの作品が児童ポルノ対象内つうなら、金八先生第一シリーズなんて、放送ライブラリー所蔵どころか全話焼却炉送りだっての(と暴言(笑))。

西島大さんや池田一朗さん(というよりも歴史小説家としての隆慶一郎の名の方が有名か)等がメインを務めている佳作ドラマがそんな評価すら受けている状況が本当に悔しかったもんで・・・。

又、「おさな妻」については私にとっても非常に印象が強いドラマだった故に、私もそのドラマが置かれている状況を肌で感じる事が出来ましたけど、同じような誤認を受けて闇に葬り去られたドラマがどれだけあるんだろうか?等々思うに現在のテレビ業界に怒りすら・・・・・、続きは他で。
2014/02/13(木) 20:55:19 | URL | TXが無いテレビなんて・・・
おさな妻=児童ポルノですか。
うーん、それもどうなんだろうなあ。
現行法でも認められてるんですからねえ。

たしかにワタクシは、援交野郎なんか死刑でもいいとすら思ってますけどね(笑)。
死刑はさすがに行きすぎか。
まあそれなりの厳罰でいいと思いますが、
かと言って、ドラマ表現まで規制せよなんて思ってませんし(笑)、
過去作は過去作のまま評価するのがワタクシの核なんで。

児童ポルノ法もいろいろ喧しくなってきてますが、
なんで単純所持規制という話が出てくるのかが謎です。
ダウンロード法でしたっけ?
あれの時も思いましたが、所持者を罰してどうするんだよと。
配布者の厳罰化、これは仕方無いと思うんですよね。
あと、出版も規制すべきです。
今はあまりにもの無秩序状態でしょう。
そんなもの「表現の自由」ではありませんよ。
逆に、自由を阻害する存在です。
ちばてつやさんとかも擁護してますけど、如何かと思いますよ。
規制を怖れすぎても無秩序になってしまいますよ。
2014/02/14(金) 05:48:57 | URL | ごいんきょ
別に無秩序って訳じゃ無いでしょう(笑)
出版界も別に無秩序って訳では無いでしょう(笑)。
それなりに自主規制は行っていますし、違法な書物を出版しないよう、それ相当には気を使っている訳ですし。
第一、日本の出版界は良くも悪くも取次が強大な力を持っていて(「そうは問屋が卸さない」を地で行く体制とも(笑))、取次の拒否にあった出版物が一般流通で一切発売されない体制となっている訳でしてね。
勿論、同人誌や今では廃れてしまった裏出版物の類いはその限りでは無いですけど、そういうのは(例えは悪いですけど)脱法ドラッグや違法ドラッグとかの所謂グレーゾーンの類いで、一般出版物とは別枠で考えるべき問題では無いかと思いますけどね。

「おさななじみ」とは無関係の話ですので、この位に留めますけど。
2014/02/14(金) 21:20:36 | URL | TXが無いテレビなんて・・・
ま、ここの主旨に関係無いですし、
関係無い人々が知ったら吐き気すらもよおす描写が普通に発売されているんですよね、多分。
そんなわけで具体的には書きませんが、昨今の子供を捌け口とした犯罪多発を見るに付け、
明らかに問題ありの状態です。
無秩序ですよ。看過している人間達にも罪有りだと思います。
放っておくと、それこそ法による規制しかなくなってしまいます。
それは避けるべきなので、自制というものが必要になるわけですが、
「自由」を履き違える輩がいる以上、法規制しか無くなって行くでしょうね。
少なくともワタクシは、児童を性の対象にした出版物に規制が掛かるという話が出たら、
現況では賛成側に回るでしょう。
2014/02/15(土) 08:13:25 | URL | ごいんきょ
もう少し近代日本の言論史の勉強をされた方が
 もう少し大正デモクラシーから、言論の自由が一切認められなくなった非常時体制へと移行してしまった日本の明治憲法下での歴史、特に言論史を勉強された方が宜しいかと思います。
「紛う事無き天皇制国家で、さすがに天皇制廃止を前提とした考えはさすがにダメでしょ」との国民認識で成立した筈の治安維持法が、結局は国民の自由を殺す道具へと変わり果てた過程とか。

私は先の十五年戦争での最大の過ちは、何よりも国家が国民を一つの考えに染めようと企図し、一切異論を認めなかった事にあると考えておりますので。
私は戦前の方々の様に「(何故戦争を止めようとしなかったのか?等の問いに対して)仕方が無かったんだよ(溜息)」みたいな見苦しい訳はしたくありませんし。
そんな言論の自由が無い社会にしたのは、所謂「お上」なんかでは無く、貴方達自身なんですよ!と。

宗教に対して私以上の懐疑的な見識の方が、一方で国民を一つの色に染める危険性が高い規制に賛成するというのが分からないというか、私自身多少思い当たる事があると言うか(笑)。
2014/02/15(土) 12:44:09 | URL | TXが無いテレビなんて・・・
追伸
私はここ最近、ややもするとナショナリスト的な立場と見られる事が多い(苦笑)ですけど、最近、一部の跳ねっ返りの人達が、テレビ報道が公正では無いとして「政府が許認可権を盾に免許取り消しとかすりゃあ良い」なんて主張も目に付くのに対して、「占領中、独立組織の電波監理委員会に依る電波監理だったのが、主権回復後、郵政省自身に依る電波監理に移行して以降、特定政治家(ま、田中角栄→金丸信→小沢一郎ラインと特定しても構わないでしょうけど(笑))の取引道具として、テレビ局のみならず、親会社であるマスコミ各社まで好き勝手に操った」事を丹念に説明して、公正を企図しての国家管理が、逆に特定政治家の意向に左右される不公正を招く危険性(未だにマスコミ人に垣間見える小沢贔屓は明らかにこの頃の力関係が源泉かと)を指摘したりしております。

しっかし将来のアメリカ電波委員会のような立場を目指すとお題目だけは御立派だったBPOなる組織のあのザマを見ていると、日本人は「公正」とか「中立」とかの概念を履き違える国民性なのかなぁ?と多少絶望的にもなりますけど(苦笑)。
2014/02/15(土) 13:18:27 | URL | TXが無いテレビなんて・・・
困りましたね。ここまでにすると書いてあったので信用して、ワタクシの見解を書いておいただけなのですが。
せめて『おさな妻』スレならね、
児童ポルノ法云々も完全に無関係でもないのかわかりませんが。
というわけで、ここまでにします。
以後、この話題に関しての話は削除対象です。
2014/02/17(月) 00:58:00 | URL | ごいんきょ
了解。それにしてもTBSは物持ちが良い・・・
「信念」を「恐れ」と言われたんじゃ、さすがにねぇ(笑)。
只、お互いに書きたい事書いていると思いますし止めましょう(笑)。

ところで時折このドラマの映像を垣間見る機会があるんですけど、10年ほど前にホームドラマチャンネルで全話CS放送されたみたいですね。
このドラマの様な放送当時それ程人気が出なかったドラマまで全話残しているTBSの物持ちの良さには本当感心しますねぇ・・・・、NHKでもこの頃のビデオ作品は殆ど残っておらず、他局に至っては最早絶望的な惨状としか言えない案配ですけど。
2014/02/17(月) 20:47:55 | URL | TXが無いテレビなんて・・・
TBSというか、テレパックですけどね。
ありがとうや、肝っ玉かあさん第3部あたりから保存されているのは、
外部制作会社であるテレパックに制作が移った事に拠り、再販売まで考慮して保存していたのかもしれません。
国際放映あたりが既にそうした路線を取り始めておりました。
2014/02/23(日) 13:21:29 | URL | ごいんきょ
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