私的 昭和テレビ大全集
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走れ!ケー100 (1973)

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只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版』&『ライト版』発売を記念し、
TBS金曜夜の番組、及び、子供向バラエティ・教育番組を織り交ぜて特集しております。
今回は、去り行くSLを惜しむような空気を作った一つの、この番組です。


♪ 汽笛 ピポピポー 鳴らして~

昭和50年に、普通の旅客車としてのSL、蒸気機関車が姿を消す事になるのですが、
その事は少し前から喧伝されていて、あちこちでSL回顧企画が次々起こりました。
たしか、この番組もそんな中で始まっていたように思いますが。
主役は、大野しげひさ演じる伊賀山紋太… ではなくて(笑)、
題名にまでなっているんだから、やっぱりケー100号ですよね。
なんと、地面を走る蒸気機関車。のみならず、水上もOKという凄い奴。

紋太が廃車寸前の機関車を見つけ、それを修理して北海道まで運んであげようという話。
故に必然、日本列島を縦断することになり、水戸黄門さながらの諸国漫遊記が、
この番組の大きな核となっておりました。弥次喜多以来の日本の伝統記述。
このケー100、どう考えても生きている(笑)。
紋太が「~だよなあ、ケー100~」とか話しかけると、「ポーッ」と警笛で返事するんですよね。
絶対に生き物として描写していたのですが、最終回では行きすぎで、
タイヤを蛇に噛まれたとか言って、医者まで呼ばれて、注射で治そうとしたりね。

でも、あのケー100は子供心には堪らないものが有ったと思うんですよ。
ただでさえ、電車・機関車は人気が有るでしょ。
それが地上を普通に走って、しかも会話までするんだもの(笑)。
体型もずんぐりむっくりというか、可愛い形をしてるんですよ。
番宣あちこちに持って行って、実際に走らせたりしたらしいですけど、
その度に子供達が殺到して、結構な重労働を強いられていたらしいですね、ケー100(笑)。
でも、そりゃ当然。テレビに出てようが無かろうが、あれは子供喜びます。

番組は丁度2クール、半年で目的の北海道に着いてしまうのですが、
更に半年延長されて、今度は本土復帰間もなくで注目されていた沖縄を目指すことに。
視聴率は20%行くか行かないかで、とりたてて大人気というわけでもなかったようですが、
なにしろTBS金曜19時は、凪の時間帯(笑)。
それにしてはかなりの健闘だったと思いますし、それで自然延長になったみたいですね。
放映前後の話を元にした小説での描写を見ても、高視聴率で現場が浮かれたような話は無く、
延長も本当に、ごくごく自然の感じで、普通に制作続行って感じに見えます。

そんなわけで当時としても、それほど大きな話題になった番組ではありませんでしたが、
一度でも目にした人間には、心に残るものが有る番組でした。
やっぱり、あのケー100の魅力に尽きると思うんですよね。
それをきちんと、実際に走行できるように作ったこと。
紋太役の大野しげひさも、日本初のCM出身タレントとされるだけあって、
最大級の親しみ易さを持ち、嫌味のまったく無い立ち居振る舞いが、
子供向けの番組にもよく合っていた。
既述『マゴベエ探偵団』での優しい感じも好きだったな。
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[猫カフェ]futaha



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ケー100のモデル
ケー100のドラマ上の設定は、「元は北海道・夕張の炭鉱で走っていた機関車で、廃車となり鹿児島の鉄工所に放置されていたところを修理され、車輪の代わりにゴムタイヤが装着された」というものです。
かつてこの機関車の運転士だった老人に、再びその勇姿を見せようと北海道行きを計画するところから物語は始まるのですが、実はこのケー100にはモデルとなる機関車が存在します。
旧国鉄に実在した軽便鉄道規格のSLには「ケ」で始まる形式番号が与えられていて、実はその中に「ケ100」もあったのです。当時売られていた「蒸気機関車」という文庫サイズの写真集に、ケ100型蒸気機関車が廃車体で放置されている写真が掲載されていて、番組スタッフはそこから着想を得たようです。
件の本は私の実家に今も保存されていますが、著者の鉄道写真家・広田尚敬(ひろた・なおたか)氏はその道の大御所として、鉄道写真の撮り方を指南するテレビ番組に出演なさったりしています。
2014/02/08(土) 18:00:46 | URL | うみがめ
その話はケー100ファンサイトだったかウィキペディアだったか忘れましたが、読みました。
しかし、うみがめさんも鉄さんだったんですか。
結構このブログにも多いなあ(笑)。
2014/02/09(日) 05:21:31 | URL | ごいんきょ
大野さん
大野さんは現在制作会社の社長業に専念されてるのですね。
私が子供の頃(もう35年前くらいかしら)、既に大スターだった大野さんが一時期長野の放送局で土曜午後のラジオ番組を担当されていました。大野さんを起用とはスゲーなぁと思っていたら、大野さんも長野の御出身だったことを後で知りました。ちなみにパートナーは当時人気があったという女優の水沢なんとかさん(名前が思い出せません…少なくとも“アキ”ではありません)でした。
2014/02/09(日) 14:48:19 | URL | ナベチン
SLブーム最高潮の頃
1973年といえば、SLブーム最高潮の頃ですね。

2年後の1975年(昭和50年)に、新幹線が博多まで開業したのと引きかえに、SLの営業運転が終了しました。

実は、当時は鉄道に興味がなかったので、この番組をリアルタイムで見たことがないのです。

でも、鉄ちゃんになった今、ぜひとも見たい番組です。

2014/02/09(日) 23:03:42 | URL | 10000k
すいません。途中で押してしまいました。
スターにしきのの主題歌「汽笛ピポピポ」も、ハツラツとしていて、今にも旅に出るぞという感じです。

スポンサーが日立グループというのが、鉄道関係番組らしいです。

日立は、車両から電気機器、保安装置、乗車券発券システムなど、鉄道に関するすべてのものを自社でまかなえる会社です。

往年の蒸気機関車も、日立製作所で作られたものが数多くあります。
2014/02/09(日) 23:15:59 | URL | 10000k
● ナベチンさん
最近見ないと思ったら、そんな成功者だったのですか。
中部の人だと思ってましたが、長野の人だったのですね。


● 10000kさん
ケー100の100倍凄そうな人ですが(笑)。
ああ、九州まで新幹線が通ったので、SLは引退となったのでしたっけ。
にしきのあきらさんがテレビ主題歌を歌ったのは、昭和時代は唯一だったかも。
楽しい歌でしたね。
日立がSL作ってたんですかー。それは知らなかった。
2014/02/10(月) 01:26:41 | URL | ごいんきょ
ナンバープレートは
「K-100」だったでしたかね。沖縄に行く途中でしたか、海の中を走行中のシーンがあったように記憶します。ところで、ごいんきょ、私の注文書届いてますかね、お金用意して準備しているんですが(笑)
2014/02/10(月) 10:42:18 | URL | いくちゃん
最後は海の中に消えていきますしね。

注文書とはメールですか?
スパムフォルダも必ずチェックしてますが、届いておりませんです。
大変恐れ入りますが、再度メール頂けますと幸いです。
2014/02/12(水) 06:49:20 | URL | ごいんきょ
放映40周年記念イベント
記事のアップ、ありがとうございます。12月1日のイベントは大成功でした。下記のアドレスでそのイベントの模様が詳しく報告されていますので、よかったらご覧下さい。

http://d.hatena.ne.jp/keyboar/20131205
2014/02/24(月) 00:03:22 | URL | 石毛零号(別名:シー9156、こうそくひれん1号)
追加情報
こちら↓にも詳しい報告が出ています。どうぞよろしく。

http://k100.tobiiro.jp/40/000.htm
2014/02/24(月) 23:11:53 | URL | 石毛零号(別名:シー9156、こうそくひれん1号)
やはり鉄道ファンの人が多いからなのかな。
なかなか、普通の子供番組でこういう集まりは無いですよね。
大野さん始め、関係者の皆さんの人柄も有るんだろうなあ。
それにしても大川栄子さんが素敵だ。
しかも、ミニスカートだったのですね(笑)。
2014/03/02(日) 04:22:18 | URL | ごいんきょ
幼児でしたけど
本放送当時は幼稚園児でしたが、この番組はすご〜く好きでした! やはりその年代の男の子的には乗り物モノは刺さりますな〜。

大野さんのキャラの魅力もあったのでしょうね。

既に出ている話題かもしれないのですが、このK-100号のベース車両は何だったのでしょうか。ご存じの方、教えてくださいませ。
2014/03/05(水) 20:21:11 | URL | nardo
元はカナダ製の水陸両用車らしいです。
だから水の中にも行けたんですね。
2014/03/07(金) 07:04:10 | URL | ごいんきょ
ありがとうございます。研究家の方のウェブサイトに、アンフィキャットとありました。1969年ごろの、カナダ製の6輪の水陸両用のクルマですね。自動車の歴史も、マイナーどころはなかなか追い切れません。。
2014/03/08(土) 00:14:14 | URL | nardo
300cc前後しか無かった様で、その上にいろいろ架装したので負担が有ったのか、故障も多かったようです。
最も痛かったのは、一台丸々炎上した事が有ったようで。
2014/03/16(日) 08:17:38 | URL | ごいんきょ
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