私的 昭和テレビ大全集
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恋におちて (1985)

該当番組画像募集


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版』&『ライト版』発売を記念し、
TBS金曜夜の番組、及び、子供向バラエティ・教育番組を織り交ぜて特集しております。
今回は、金曜ドラマを回顧する時に絶対に欠かせない一つ、この番組です。


試みに、「金妻」という言葉を検索してご覧なさい。
なんと夥しい数のいかがわしいサイトがズラズラ並ぶ事か(笑)。
最早一つの日本語となってしまった感すら有るこの言葉、
勿論、ドラマ『金曜日の妻たちへ』が語源であります。
その意味する所、「人妻」、まあ広義で単なる熟女まで含む場合も有るでしょうが、
そうした成熟した女性が、一夜限りの過ちを犯してしまう…
いやいや、言葉を飾ってはいけない。
セックスするんです、交尾するんです、目合うんです(笑)。
そうした含みを持ちながら、表面は取り澄ました、便利な言葉なんですね、今や。

やはり、日本も週休二日制がかなり浸透し始めていた時期なのでしょう。
なかなか日本人は休まないと言われ続けておりましたが、この頃からようやくという感じで、
今やいつでも、月曜が振替休日の場合の土曜日、朝の番組の挨拶は、
「今日から三連休ですね」。
ナメ、っとんのかっっっ!!!!
決めつけんなや! せめて「三連休の方も多いでしょうね」ぐらいにしとけ!
ああ、すいません。つい私的感情が先走って、お聞き苦しい言葉を(笑)。
しかし、本当、そうですよ。土曜日は休日ではありません。
「三連休」と勝手に決めつけるのはおかしいです。
日曜祝日は休日が前提なので、これは決めつけて言うのも仕方ないですが。

そんな見苦しい一部の人間を除き(笑)、金曜日の夜は連休前のウキウキした感覚の時に。
そうした浮ついた気分、略して浮気ですが、そうした感覚と不倫描写と結びつけたんですね。
脚本の鎌田敏夫は、更に、複主劇という手法を確立させました。
そして今ワタクシは、多数の主役格によって進む劇進行を「複主劇」と呼ぶ事を確立しました。
こういう言葉を作っておくと、あとあと楽なので(笑)。
この番組の次の後番組は、かの山田太一の『ふぞろいの林檎たち』。
この二本の金ドラによって複主劇が大いに注目され、
この後はそれこそ、雨後の筍の如くワラワラと湧いてきました。複主劇が(笑)。

ふぞろい~の方は、幾つか有るシリーズの芯は通っていて、
複主それぞれの成長を追っていく北の国から形式になってますが、
こちら金妻は、3本有るシリーズ作品、どれも違う話となっております。
ま。出ている俳優には、既視感強い人も沢山おりますがね(笑)。
第一作は、主題歌にPPMを持ってきた事が象徴的でした。
既に青春を過ぎた団塊の郷愁を、ときめきのあの頃をもう一度というね。
第二作は単なるタイアップなので論外として、第三作の『恋に落ちて』がね、
新人・小林明子によるシリーズ初の独自主題歌でしたが、
本当に切なさを巧みに表現した詞曲で、大ヒットしました。

そもそも番組題、そして主題歌題でもある『恋におちて(Falling in Love)』というのは、
ロバート・デニーロとメリル・ストリープによる映画の題名。
その映画の場面そのものがこのドラマ劇中でもしばしば使われ、
「映画と同じ」とかいう台詞もちょくちょく使われます。
あちらも、不倫を描いた映画だったのでした。
第二作『男たちよ、元気かい?』では、映画『フットルース』とのタイアップでしたが、
三作目はそちらとのタイアップだったんでしょうね。

出演者には団塊の青春時代、昭和40年代に歌手として全盛だった面々が多く参加。
これがねえ、なんとも言えない生々しさを番組に与えました。
往時の歌手は、見た目が最優先ではないですからね。
日本テレビのスター誕生!が出来て以後は見た目重視へとなって行きますが、
その頃は、傑出して見目麗しいという人は、
むしろ色物っぽい感じがしましたね、歌手という存在の中では。
ま、いしだあゆみは、中ではお嬢様のような見た目で売ってましたけど、
小川知子だ森山良子だなんてのは、そりゃ若さ故の可愛さは弾けていたけど、
物凄い美人というわけでもないわけですよ。 …よね?(笑)
でも、そういう存在が人妻の年頃となり、不倫ドラマに出てくるとね、
もうね、たまらんものが有りますよね、熟女マニアには(笑)。

キリコ(いしだあゆみ)、タケ(篠ひろ子)、おコマ(小川知子)、ノロ(森山良子)。
この四人は、仙台のお嬢様校で、幼稚園から短大卒業までずっと一緒だった仲良し。
けれどもキリコがワケ有って別れた秋山(古谷一行)と、タケが結婚する事になり、
自然と両者は疎遠になっていたのが、秋山家の別荘に旧友全員で集まろうという
話がまとまり、久しぶりに四人、そして、秋山とキリコが出会うというのが、物語の発端。
お互いを想ったまま別れる事になった秋山とキリコは、
逢う毎に思いを抑えきれなくなり、ついに一線を越えてしまうのですね。

一方、幸せそうな再婚夫婦だったおコマや、ノロにもそれぞれ誘惑が有り、
四者四様の人生模様を描いていくかと思わせながら、しかし最終的に、
数十年来の友情は崩れなかったという、鎌田敏夫世界でありました。
最後のね、篠ひろ子がいしだあゆみの頬を薔薇の花束で張る場面が、
金妻史に残る名場面でした。
「俺を殴ってくれよ」「よーし、歯を食いしばれ」
往年の青春ドラマでよく有った和解シーンの儀礼、その女性版でした。

ワタクシの身の回りを見回しましても、男はみんな、浮気してます。
ほぼ全員です(笑)。ワタクシの身の回りでは、ですよ(笑)。
女性だって結局、彼らの相手がそれぞれいるわけで(笑)、似たり寄ったりですよね。
このドラマが言っている事は、心の結び付きが確かなら、
肉体が一回や二回重なったぐらいで、お互いの関係を壊す事はないじゃないか、
という、現実問題としては、非常に理解できる話なのですがね。
理解できると言うか、理解して欲しいと言うか(笑)。
ただテレビ番組が不倫の垣根を低くした、結果としてね、
そういう悪影響も有るのかもしれません。
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ダイヤル回して手を止めた
この主題歌のフレーズも、見事に昭和してますね。
今時、指で回すダイヤルの電話機など殆んど見かけませんが、先日たまたま入った居酒屋で久々に見かけ、痛く感動しました。あるところにはあるものですね。
2014/02/10(月) 14:29:40 | URL | うみがめ
私は実際使ってみました
先日、立ち寄り先でかなり旧型のピンク電話を発見し家内の携帯にダイヤル…。番号をうろ覚えだったので間違い電話してしまいました。「ダイヤルはメモを見ながら正確に」電電公社のコピーを思い出しました。うみがめさんのコメントを拝見して書き込みました。
2014/02/11(火) 08:47:51 | URL | とらお
● うみがめさん。
今やダイヤル回線でも、見かけプッシュ式が普通でしょうからね。
でも、個人宅ならまだまだ眠ってると思います。


● とらおさん
今や公衆電話そのものが珍しくなっておりますが。
2014/02/12(水) 06:54:57 | URL | ごいんきょ
女性キャストが全て同年代なのもこの番組の”ミソ”だったり。
篠ひろ子といしだあゆみの最終回間際の対決構図は見ている側もハラハラしました。”マジでこの人ら互いのこと嫌ってねーか?”みたいな穿った視点で(笑)。

でも、そもそもこのパート3はみんな女性の主要キャスト4人(いしだ・篠・小川・森山)が芸歴もほぼ同じ昭和40年代初頭デビュー組、年齢もほぼ同年代(確かみな昭和22年生まれとかだったような・・・?)っていう時点でそういう展開を狙ってた帰来はあるような思うんですよね。あえて同じ年恰好・同じようなキャリアの4人をそろえることでもしいざこざの展開がなった場合の微妙な緊張感で客をひきつけようといういかがわしい意図が(笑)。

そしてなんといってもキャスティングで一番の妙はやはり古谷一行(笑)。あのくどくどしい大人の男の色気ムンムンの雰囲気があの2人の年増女を翻弄する役どころにぴったり填りすぎてるというぐらいはまってましたよね。”実生活でももしかしてこんなことしてるんじゃないのか?”って勘ぐってしまうほどに(汗)。

そういう意味では、主題歌のヒットというのはあくまでも副産物で、そもそものキャスティングの時点である程度勝算があったドラマだった・・・と言えるかもしれませんね。

2014/02/22(土) 03:41:47 | URL | (ハンドル未記入)
たしかに配役の妙は有ったでしょうね。
でもあの主題歌効果も大きいでしょう。
雰囲気満点ですもの。
パート1や2よりも、どうしても主題歌で振り返りやすいパート3に収斂されて行ってしまうんですよね、記憶も話題も。
2014/02/23(日) 20:57:55 | URL | ごいんきょ
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