私的 昭和テレビ大全集
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百万人のゴルフ (1959)

該当番組画像募集


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版』&『ライト版』発売を記念し、
TBS金曜夜の番組、及び、子供向バラエティ・教育番組を織り交ぜて特集しております。
今回は、ゴルフ番組の歴史に踏み込む、この番組です。


ニュースとスポーツというものは、テレビにとって本場所と言える番種です。
ニュースは脊髄のようなもので、スポーツは横に伸びる肋骨のようなものでしょうか。
この両種をいかに伝えるかという格闘が、初期のテレビを成長させてきました。
例えばマラソン中継など、今では当たり前のように放送を見ておりますが、
撮影技術や機械そのものがまだまだ拙かった頃、40km以上もの区間を
中継し続けるなんて事は、夢物語に近いものが有りました。
両番種とも、まずは機械が進歩し、それに伴い技術が向上し、
様々な表現や中継を可能としてきている歴史が有ります。
その機械の進歩を促してきたのは、こういう風に映したいという需要でもあったでしょう。

日本に於ける初のゴルフ中継は、昭和32年10月、カナダ・カップの生中継だったようです。
場所は霞ヶ関カントリー。局は日本テレビ。
当時既に十五台のカメラを置いて臨んでいたようですが、
あの広大な空間で、あの小さい球を追いかけての撮影は、
機材の何もかもが馬鹿デカく、重かった当時、苦労も一入だったでしょう。
ただゴルフの場合は、レッスン番組というものも需要が有る訳で、
テレビには、先にそちらが登場しております。

件の日本テレビでは、既に昭和31年の春には、
番組表にて『ゴルフ教室』の名を見つける事が出来ます。
当時はまだまだ、ゴルフ人口も微々たるものだったと思われますが、
なにしろ時のテレビというものは、堂々たる富裕層の所有品でありましたから、
庶民には手の届かない娯楽であったゴルフへの憧憬は、
初期のテレビでは恰好の題材であったのでしょう。

TBSでは、開局の年である昭和30年に、早くも『ゴルフ学校』が始まりました。
既述の、民放初の時代劇『江戸の影法師』の後番組で、
つまり、金曜21時台の番組でした。
そして昭和34年5月、同じ金曜の22時45分より、
この『百万人のゴルフ』が始まるのです。
当時と言えども土曜は半ドンの所も有ったり、やはり金曜夜は、
レジャー番組をやるのに一番向いていたんでしょうね。
ゴルフ学校の講師は中村寅吉だったと思われますが、こちらは、
特に固定の講師はいなかった感じですね。

ゴルフ場にカメラを持って行き、石井茂らプロのスイングを撮影。
往時の事とてテレビ局局員如きではゴルフの経験など無く、
要領も判らず球ばかり追ってスイングを映さず、苦情が来たと言います。
手掛けたのは、時のKRテレビ運動部・菅原義宗。
なお、この年の日本オープンは、来日してすぐの陳清波が制覇したらしく、
後々、この陳清波はTBSでの活躍でスタープロとなります。
この『百万人のゴルフ』という言葉も、けっこう浸透度は高かったと思うんです。
あの百万人の英語は、この後の事ですからね、多分。

先述の菅原義宗ですが、なんとTBS退社後、僧侶になっていたというんですね。
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/2901
なんか当時は、いろいろ多士済々だったんだなあと思います(笑)。
そのブログの著者である人物もTBS営業だったようですが、
最終記事が永眠の知らせであるのが、なんとも。
往時を知る人がどんどんいなくなるわけですが、
可能な限り、語り残していって戴きたいと思います。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
なんで百万人なんだろ?
「百万人の英語」という題名もそうですけど、何故、当時の日本の総人口「一億人」(実際は僅かに切っていました(実際に一億人を突破するのは1966年)けど)では無く、「百万人」なのかとの素朴な疑問が。
日本人の1%を対象にした番組…..な訳ないな(笑)。
2014/02/15(土) 17:34:48 | URL | TXが無いテレビなんて・・・
数字の単位がどの程度まで話題に頻出するかというのが関わる気が。
百万円Xクイズとか有りましたし、百万というのは、
身近ではないが想像も付かないほどではない数だったのでは。
この頃は「百万ドル」って慣用句もよく使われました。


それから、たまたま判ったのですが、
今回書いた以前に、朝日放送で昭和32年頃に
『百万人のゴルフ』という番組をやっていた事が判りました。
当時ですから、おそらくその再放送ではないと思うのですが、両者の関係性は目下のことろ不明です。
2014/02/17(月) 01:17:28 | URL | ごいんきょ
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