私的 昭和テレビ大全集
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三太物語 (1961)

該当番組画像募集


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版ライト 巻之弐』発売を記念し、
昭和三十年代の番組を特集しております。
その誌面で扱った番組に限らず、今ではあまり振り返られなくなってしまった、
テレビ黄金時代の幕開けを飾る、輝ける昭和30年代を、広く振り返ろうと思います。

この時代の番組実見談を語れる人は、ネット上では非常なる少数派です。
それがため、本当にテレビが熱気を持っていた時代の番組、
出演者に関する記述・記憶が、現今の劣化番組の情報再生産も有り、
どんどん掻き消されていってしまっております。
ぜひ奮って、皆さんのご記憶をお聞かせ下さい。
皆さんが楽しんだご記憶を、歴史の片隅に、ぜひ積み重ねて戴きたいと思います。

コメント欄も含め、全ての文責は当ブログ設置者が請け負っております。
どうか深く考えず、お気楽に書いてみて下さい。
記憶違い、不確かな話、今では表現規制されるような話、
昭和のテレビに関する話であれば、ここは、ほぼなんでも受け付けております。
往時を知る方の、一人でも多くのコメントでのご参加をお待ちしております。
今回は、ラジオ時代も含めて昭和三十年代の人には懐かしい、この番組です。




「おらぁ三太だ」

♪ おらの家は水車小屋 大の仲良し四人組
  遊ぶ事なら気が合うだ
  「定だ」「留だ」「あたいは花子」
  あるこう あるこう あるこう
  ありゃりゃりゃりゃ おとうが来たぞ
  おらぁおとうにちょっぴり弱い


NHKラジオで四年もの長いあいだ親しまれたドラマ、『三太物語』。
開局間も無い頃に、そのNHKがテレビ化もしているようですが、
なにしろ当時の視聴者は数えられるくらいしかいない。
今や三太物語と言えば、このフジテレビ版を覚えている人が最も多いでしょう。
と言っても、それもかなり限られた数だとは思いますが(苦笑)。

物語は、山奥の村に住む三太という明るく元気な少年の姿を、
先生や仲間たちとの交流の中に描き出すというもの。
言ってみれば、あばれはっちゃくの原型のようなもので、
実は、そのはっちゃくの山中恒が、この番組の脚本を担当しておりました。
三太を演じたのは、子役時代の渡辺篤史。
彼はこの印象が多くの人にこびり付いていて、けっこう後々まで、
ゲストに出る度に「おらぁ三太だ」と言われておりましたっけ。

花荻先生が中西杏子で、サンタの父が市村俊幸。
音さんが牟田悌三で、ここで、やはりこの番組の流れを汲む
ケンちゃんシリーズを見た人間は、ハッとするのです。
そちらでもよく出ていた渡辺篤史と牟田悌三の結び付きは、
この三太物語の頃からだったのだと。

仲間としては、留、定、花子がおりまして、この花子が、
やはり子役時代のジュディ・オングでした。
彼女も、後に歌手となる訳ですが、この頃の印象から脱却するのに、
けっこう苦労していたかと思います。
完全に払拭できたと言えるのは、やはり『魅せられて』でしょうか。

昭和36年12月14日放送回は、時節に合わせて「三太の忠臣蔵」の巻。
音だけ聞くと、サンタが忠臣蔵とは和洋折衷なという感じですが(笑)。
村人が芝居に出る話だったようですが、この番組、当時の事とて生放送。
故におそらく、ただの一本も現存していないと思われます。
これがフジテレビ木曜夜7時の放送で、続く7時半からは『少年探偵団』。
この強力二階建て、当時の子供達はほとんどフジを見ていたでしょう。
ですが、少年探偵団も生放送でしたので、やはり残っていないわけです。

提供は、モノゲンが懐かしい第一工業製薬。「製薬」が付きますからね(笑)。
モノゲンの他に、当時は「アルコ」という台所洗剤も主力商品でした。
そこでさあお立ち会い。もう一度、冒頭の歌を歌ってみましょう。
 ♪ あるこう アルコー アルコー
そう。実はこれ、商品名を織り込んだ、当時よく有ったCMソング主題歌なのです。
少し前に書いた『隠密剣士』の「ハイシー」と同じ形ですね。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
アルコー、アルコー
アルコという洗剤ありましたね。

当時は、番組テーマに商品名をおり込むというのがよくありました。

最も有名なのは、「姓は尾呂内、名は南公」(オロナイン軟膏)ですね。

今じゃ、「歩こう~歩こう~」といったら、となりのトトロですね。

もし今でもアルコがあったら、となりのトトロとのタイアップがあったかもしれないです。
2014/03/19(水) 22:08:06 | URL | 10000k
頓馬天狗ですね。
それもそう遠くないうちに扱う予定なのです。
2014/03/19(水) 22:54:10 | URL | ごいんきょ
おらぁサンタだ!?
タイトルに書いたようなCMが12月に流れたのは、25年ぐらい前だったでしょうか。私は思わず笑いました。
ラジオでもテレビでも見た記憶がないけど、40数年前のオールナイトニッポンの、亀渕昭信のナツマン(懐かしのマンガ)・ナツテレ(テレビ)コーナーで流れていたのをほとんど録音し、この歌も覚えました。
「歩こう、歩こう」を「アルコ、アルコ」と勘違いしてたという友人がいたけど、最初からそれをもくろんでいたとは知りませんでした。
2014/07/04(金) 21:42:01 | URL | マジェスティ
そんなCM有りましたっけ。
見れば思い出すかもしれませんが。

おぉ。本当に初期のオールナイトを聞いてらしたのですね。
羨ましい。
2014/07/09(水) 07:06:19 | URL | ごいんきょ
三太物語
三太物語で、主題歌ですが、以下の部分だけ覚えています。間違っていたらお教えください。                
おらの学校楽しいだ。いびきぐうぐうあや誰だ。
ベント(弁当)だしだぜ、何するだ。「定だ」「留だ」「あたいは花子」
  あるこう あるこう あるこうありゃりゃりゃりゃ お昼じゃねえぞ
花荻先生 こりゃ見ているだ。

上記は何番目の歌詞かわかりません。

2016/01/21(木) 18:38:00 | URL | よっちゃん
声だけの名子役
主題歌は小柳徹ですな。ただ、彼はどういう訳か歌だけで、一度もゲスト出演していない。ただ、一学年上の渡辺篤史とは、1963年4月からのNHKTV「泣くな太陽」で共演しているはず。この時は朝倉宏治も加えてトリオだったような、かすかな記憶。いずれにせよ、この時分のテレビの子役は絶対数が少ないので、使い回されてしょっちゅう別の局の番組で誰かと誰かがまた会っている、という状態だったらしい。
2016/02/05(金) 02:21:18 | URL | 赤堀水右衛門
● よっちゃんさん
ご記憶は、歌詞は二番で、セリフの部分は一番のものですね。
やはり、その台詞は印象に残りますよね。


● 赤堀水右衛門さん
え。小柳さん出演していないのですか。
それはたしかに意外な。
なのに何故、主題歌を歌う事になったのだろう。
ご本人も渡辺岳夫先生もお亡くなりの今、解けない謎かも。
2016/02/11(木) 22:48:24 | URL | ごいんきょ
小柳徹
あくまで憶測のそのまた憶測ですが、彼はその頃NHKの準専属のような形で、例外的に民放のドラマにも何本かは出ているのですが、この時はそれまで出演歴のないフジの番組ということで、何らかの理由でNHKが歌はともかく、ドラマ本体の出演には難色を示したのではないでしょうか。「三太物語」自体が、オリジナルがNHKのラジオドラマということもあり、オトナたちの確執が微妙に絡み合っていた可能性はあります。いずれにしても、もう半世紀以上も昔の話なので、確かめるすべはありませんね。
2016/02/12(金) 22:21:14 | URL | 赤堀水右衛門
出演していないのはともかく、なぜ主題歌を歌う事になったのかなと。

あー、元はNHKのラジオドラマなんですよね。
なんでそれを映像化することになったのかな。
いろいろ局を跨いだ人脈が関係していると思われます。


番組で、三太のハーモニカプレゼントをやっていたようです。
2016/02/14(日) 22:30:58 | URL | ごいんきょ
マンガ
TVドラマも、ラジオ放送の記憶もないのですが、おそらくラジオ番組をもとにした、マンガを読みました。タイトルは「おらぁ、三太だ」。じゃこう狸という珍獣が出てきたのと、遠足で八王子の動物園に行くエピソードを覚えています。また続編として「三太の南極探検(?)」というのもありました。
2016/06/21(火) 11:05:17 | URL | Tomato
じゃこうタヌキですか。
ムーミンにはジャコウネズミが出てましたが。
麝香というのは特定の動物から取る香料なんですね。
2016/07/17(日) 20:00:08 | URL | ごいんきょ
出だしの「おらぁ三太だ」という声が、今でも耳にこびりついています。ワクワクしながらラジオを聞いていました。けっしてカッコいいわけでない素朴さが、戦後の全国の子供に連帯を希望を与えたと思っています。
2016/12/21(水) 10:06:59 | URL | (ハンドル未記入)
ラジオの方ですか。更に古い記憶ですね。
ラジオドラマって、想像の世界だから情緒が有りますね。
2016/12/23(金) 22:40:32 | URL | ごいんきょ
何番目かの歌詞です。
テレビ版のテーマソングをうろ覚えながら・・・何番目の歌詞かは忘れました。
おらぁの 家(うち)は水車小屋
大の仲良し四人組
「留だ」「貞だ」「あたいは花子」
あるこう あるこう あるこうありゃりゃりゃりゃ 
お父が来たぞ
おらぁは お父にゃ ちょっぴり弱い
2016/12/27(火) 10:17:21 | URL | えいたん
テレビでは3番まで流れていたんですか。
2016/12/31(土) 08:18:40 | URL | ごいんきょ
三太物語
この物語のもう一つの歌で?の部分がどうしても思い出せません。 ♪ おいらは?の三太ともうす ?山から転がり落ちた ?  ? ? たんこぶ出来た またまたその上くまんばち刺した どうしてこんなにたたるんだろう 花荻先生なおるともうす ♪ 
2017/03/01(水) 15:58:10 | URL | にたおきうこ
え?
この番組、終了時の主題歌は別の歌が流れていたんですか?
2017/03/05(日) 21:57:33 | URL | ごいんきょ
ghjk
二木てるみが出ていたような?
思い違いかも、、、
2017/03/24(金) 20:40:38 | URL | (ハンドル未記入)
検索して吃驚。
二木てるみさんって、公式サイトが有るんですね。
あの世代としては、なかなか先進的。
そこのプロフィルには有りませんが、ご本人も忘れているだけかも。
2017/03/27(月) 00:40:53 | URL | ごいんきょ
リアルタイムで見てました
実はこのドラマに私の祖父が映ったことがあるのです。というのは、私の町にロケに来て、当時役場に通っていた私の祖父が家の近くのバス停からバスに乗るところがばっちり映っていて、その場面を家族みんなで見た覚えがあります。そのシーンを見てみたくてどこかに動画が残っていないかと検索してこのサイトに来ました。
牟田禎三さんは三太の父親役と思っていました。またその妻というか三太の母親役は三崎千恵子さんだったと記憶していますが、なんせ50年以上も前のことなので記憶違いかもしれません。
三崎千恵子
2017/04/07(金) 22:59:09 | URL | KENF
いやー、その場面どころか、ただの一場面も残っていないようです。
非常に残念です。
ロケは普通の街の様子を映していたという事ですか。
2017/04/23(日) 21:05:33 | URL | ごいんきょ
残念
一場面も残っていないとは残念です。
そのシーンは街というか、田舎の漁村農村(半農半漁)みたいなところなので、私の記憶ではドラマの設定も田舎の山村みたいな感じだったと思うので、ロケ地に選ばれたのかもしれませんね。
ちなみに、他にもクレージーキャッツの映画とか、「キネマの天地」とかでもロケ地になりました所です。
2017/04/26(水) 21:58:19 | URL | KENF
もう少し時代が下っていたら、せめてそのロケの様子を写真で残していた人が周りにいたかもしれませんがねえ。
この頃は写真機だって富裕層の物でしたから、本当に記憶の中だけになってしまいますね、多分。
2017/05/06(土) 01:17:24 | URL | ごいんきょ
幻のスチール写真?
ようやくたった一枚、それらしき写真を見つけたのですが。

http://marrrsan.exblog.jp/1502516/

ところが、画像のピクセルがあまりにも小さすぎて、人物がはっきり確認出来ません。確かにテレビ版の「三太物語」に対する記述のところに貼ってはあるのですが、本文中にこれがドラマのスチール写真であると明記してあるわけでもないので、正直判断に迷います。そういえば心なしか、中央の少年は渡辺篤史氏の面差しに似ているようでもあり、後ろの女性は(多分花荻先生)、別番組の記憶にある故・七尾怜子さんとも思えます。いずれにせよ、真贋はリアルタイムではっきり記憶のある方に判断して頂くしかなさそうです。

いや、こうなると、西郷隆盛の写真論争のようになりますな(苦笑)。
2017/05/08(月) 00:52:09 | URL | 権兵衛
失礼しました
七尾さんは三太の母親役、花荻先生は中西杏子さんでしたね。
2017/05/08(月) 00:59:52 | URL | 権兵衛
写真は小さすぎてよくわかりませんが、
ワタクシにはそのブログ主の人が懐かしいですね。
けっこう前にここにもコメントくれてました。
2017/06/11(日) 13:16:58 | URL | ごいんきょ
主題歌のバックコーラス
確かに、この大きさではちょっと何とも言えませんね。後年と同じ坊主頭というだけでは(笑)本人確認の決め手にはなりませんし。

ところで、小柳徹のバックの女声コーラスはヴォーチェ・アンジェリカですね。ヴォーチェのメモリアル・サイトで確認しました。あるいはご隠居さんはすでにご所持かも知れませんが、フジテレビ版主題歌は放送終了直後の1962年7月、キングレコードからEP版で発売されています。ではそのB面はというと、これはデータによると同時期の別番組「少年発明王」(CX、1961年)の主題歌(上高田少年合唱団、作曲者はA面「三太」主題歌作曲の渡辺岳夫氏の父君・渡辺浦人氏)とのことなので、3月に情報のあった「別の歌」については依然として謎のままです。なお、渡辺浦人氏は、映画版の三太シリーズ四部作の第一作「三太物語」(1951年。これは昭和29年7月25日にNHK総合TVで放映)の音楽を担当しているので、「三太」の音楽は親子二代競演ということになります。ラジオ版は一本だけ、1951年9月放送?の回の一部をNHKアーカイブスのサイトで、音声・映像(収録風景)ともに視聴できますが、音楽に関してはデータがなく、続くNHKテレビ版の連続ドラマは、テーマが作曲・飯田信夫、演奏・アンサンブル・フリージャとなっています。歌詞がついていたかは不明ですが、恐らくインストゥルメンタルのみだったでしょう。
2017/06/11(日) 15:07:22 | URL | 権兵衛
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