私的 昭和テレビ大全集
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教授と次男坊 (1961)

該当番組画像募集


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版ライト 巻之弐』発売を記念し、
昭和三十年代の番組を特集しております。
その誌面で扱った番組に限らず、今ではあまり振り返られなくなってしまった、
テレビ黄金時代の幕開けを飾る、輝ける昭和30年代を、広く振り返ろうと思います。

この時代の番組実見談を語れる人は、ネット上では非常なる少数派です。
それがため、本当にテレビが熱気を持っていた時代の番組、
出演者に関する記述・記憶が、現今の劣化番組の情報再生産も有り、
どんどん掻き消されていってしまっております。
ぜひ奮って、皆さんのご記憶をお聞かせ下さい。
皆さんが楽しんだご記憶を、歴史の片隅に、ぜひ積み重ねて戴きたいと思います。

コメント欄も含め、全ての文責は当ブログ設置者が請け負っております。
どうか深く考えず、お気楽に書いてみて下さい。
記憶違い、不確かな話、今では表現規制されるような話、
昭和のテレビに関する話であれば、ここは、ほぼなんでも受け付けております。
往時を知る方の、一人でも多くのコメントでのご参加をお待ちしております。
今回は、演技者としての坂本九の原点と言える、この番組です。





四十代で妻を亡くし、十年近くも男やもめ。
(当時)近頃よくいる、テレビタレントとしても顔の知られる大学教授。
そんな有島一郎演じる有島教授には、子供が三人。
十以上年の離れた長男と長女は、既に結婚して独立しているものの、
次男の九介は、まだ手のかかる高校生。
そんな男二人が、様々な出来事を共に考えていくホームドラマ。
このドラマでの九介という役名は、この頃、よく九ちゃんの呼称に用いられました。

教授の妻は、九介を産んですぐに亡くなってしまったため、九介は母の顔を知らない。
長男や姉と違って勉強の出来は悪く、失敗も多いが、性格は素直で明るい。
高校生として番組が始まりましたが、放送中に二流大学になんとか滑り込みました。
教授は基本的には自由放任でやっていても、九介が他人に迷惑をかければ厳しく叱る。
そんな有島教授の有島一郎は、実際の演技面でも放任主義だったようで、
ああしろこうしろというような事は無かったようで、
映画で共演するまでは少し怖がっていた坂本も、ホッとしたのでした。

二人の他に、この時代の家庭描写として無くてはならない?婆やもおりました。
また、有島教授の親友の娘で、大学生の松島涼子も大事な役でした。
涼子を演じたのは加藤美智枝で、当時、実際に日本女子大一年生。
ミス眠り姫コンテスト一位になり、日テレの今村制作部長にくどかれたという話ですが、
そのコンテストもドラマ出演も、自分が望んでの出演ではなかったため、
仕事に欲が無いというような言われ方を当時されていて、
本人も、学生との並行人生に多少の疑問のようなものを感じていた節も有ります。
やはり水に合わなかったのか、この番組の後は芸能活動を辿れませんね。

昭和36年から38年までのドラマであるにも関わらず、
最もカラーテレビに執念を見せていた日本テレビが、
この番組も早々にカラー化を実現していたのでした。
と言っても、当時このドラマをカラーで見ていた人は、
一般人ではまずいなかったでしょう。
特殊な金持ちか、特別な仕事をしている人に限られたと思いますが、
これをカラーで見られた人は、本当に羨ましいです。

歌手がドラマ演技でも注目され始めた頃合いでしたが、
坂本九は、この番組で見事にその評価を高め、
以後のドラマ方面での活躍ぶりは、説明不要でしょう。
「教養番組」と称する人もいたほど、教授とのやり取りは深いものが有ったのでした。
ウィキペディアでは、オープニングが『明日があるさ』と確定的に書いておりますけど、
これって記憶でもなんでもいいんですが、根拠あるんでしょうか?
ワタクシはかねてから、この説に懐疑的なんですよね。

まず第一の論拠としては、『明日があるさ』のシングル発売が、昭和38年12月という事。
これは、現在もっとも信憑性の高い、坂本九公式サイトで確認できます。
そして『教授と次男坊』は、38年4月早々に放送終了しており、
その間が8ヶ月ほども有るのが、非常に不可解です。
公式サイトでは、『教授と次男坊』の主題歌は、「ボクは我が家の次男坊」と有ります。
そして、ワタクシが行き当たった同時代資料での記述に、
「有島教授はふだんは主題歌の通り、やさしいいいオヤジだが」という部分が有り、
これはどう考えても、『明日があるさ』の描写ではありません。

『明日があるさ』が『教授と次男坊』の主題歌だったという記述は、
おそらく、「思い出のラジオ・テレビ主題歌集」というCD全集付属の本での記述が、
全てのその手の記述の大元なのだろうと思います。
この本はたしかによく調べてあるので、根拠が有って書いたのだろうと
ワタクシも長いこと思っておりましたが、視聴率20%超で、
坂本九という現在まで注目度の衰えないスターの代表作であるにも関わらず、
それ以外の当時の記憶・資料で、『明日があるさ』が主題歌だったとするものを、
いまだに一つも目にしないのは、さすがに不自然過ぎると思うようになりました。
ウィキペディアの文を丸写しした文は、ネット上に氾濫しておりますが。

『明日があるさ』も当初から注目された楽曲だったはずですし、
ドラマも楽曲もそのようなものであるのに、結びつけて語っている人が皆無。
しかも、公式サイトでは主題歌として記述しておりません。
結論として、ワタクシはこの説に非常に懐疑的にならざるを得ないのですが、
当時このドラマでたしかに歌っていたというご記憶の有る方、
どうぞ、その様子をお聴かせ願えればと思います。
また、このドラマの後番組も坂本九主演の『ぼうや』というものですが、
その主題歌に関しても、ワタクシは長い間の疑問が有ります。

ウィキペディアでは、オープニングとして『夜明けのうた』を、これまた確定的に記述。
後に岸洋子が歌って大ヒットさせた『夜明けのうた』は、
そもそも、その『ぼうや』の劇中で坂本九が若者の希望を歌ったものだった
という事は、ワタクシも他者の記述で見ておりましたし、
何よりもこの件は、公式サイトでも確認できます。
但し、公式サイトでも件の記述でも、「オープニング」とか
「主題歌」とは一言も語られておらず、あくまでも挿入歌という扱いです。
こちらに関しては『教授と次男坊』より絶望的だと思いますが、
やはりご記憶の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて戴きたいと思います。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
はじめまして。
はじめてコメントさせていただきます。(もう携帯で5年以上はロムっておりまして、此方のバラエティー溢れる豊富さに、唯々感服の次第)畏れ多くはありますが、敬愛する坂本九ちゃんの番組について書き込ませていただきます。
1963年2月生、しかも幼いころは民放1局だった山梨での記憶です。山梨放送はNTV系でして、丁度NTV開局25周年記念特番(昭和53年当時)をカセットに録音しておりました。メドレーで5秒ずつ九ちゃんのドラマのテーマソングが流れましたが、「うちの親父はいい親父~♪ボクは我が家の次男坊♪」という歌がありまして、恐らくそれが「教授と次男坊」のテーマだと思います。「男嫌い」の歌もちょっとかかったようです。五年後、30周年では九ちゃん本人が「1,2のキュ~」の思い出を語るコーナーもありましたが、家には残念ながらテープもビデオも残ってません。乱筆失礼しました。(メロディー:http://bean-kikaku.chips.jp/2014/jinan2.wav)
2014/04/15(火) 23:43:06 | URL | bean.
はじめまして。
わざわざ曲まで作ってくれたのですか。
おかげでよくわかりました。
その特番、録画していた人はいないのかなあ。
そんな面白い番組やっていたなんて。

『男嫌い』にも主題歌が有ったのですか!?
それは、今までどんな記事を見ても触れていたものが無かったのですが。
どんな歌だったのか、見ていた人に教えて欲しいですけどね。
2014/04/16(水) 07:15:50 | URL | ごいんきょ
youtubeにて一節ありました。
https://www.youtube.com/watch?v=30vIFov2QcE
この動画の15分過ぎくらいから「うちの親父はいい親父~🎵」とあるのでこちらが主題歌なのではないでしょうか。とても面白そうなドラマなので映像がないのが残念です。脚本倉本聰ってすごいですね。
2016/05/24(火) 17:39:23 | URL | キュー
ちなみに男嫌いの主題歌も
ちなみに男嫌いの主題歌も上記の動画にちょこっと入っているようです。
2016/05/24(火) 17:45:24 | URL | キュー
>キュー様
はじめまして。そうです!この番組でした。私は「ハリマオ」の辺からの記憶しかないんですが・・・懐かしいです~。ありがとうございます。
2016/05/25(水) 10:29:06 | URL | bean.
おぉ!これが噂の日テレ特番ですね。
凄いなあ。
この頃の日テレにはこんな素材が有ったんだ。
井原さんの手配なのかな。

「教授と次男坊」と「男嫌い」の素材は、どこに行ってしまったのでしょう?
これは音声だけだったんですかね。
映像は残ってないだろうから、誰か関係者が録音していたのかな。

前々から言っているんですが、どこか坂本九テレビ主題歌集を作ってくれませんかね。
この二作以外でも、フジ三太郎、意地悪ばあさん、JQ、ぼうや等々、まったく発掘されていない音楽が多すぎる人です。
2016/05/28(土) 06:55:35 | URL | ごいんきょ
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